2020年11月3日(火)に放送されましたね。


さ~今日も一緒に物語を追いかけていきましょう!
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2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」102話のネタバレあらすじと感想は?
2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」102話のネタバレあらすじ
季節の変わり目か…華(古川琴音)のボーイフレンドに会ってしまったからか…裕一(窪田正孝)は、熱を出してしまいました。
華は、裕一の看病をし、お粥も作ってあげるのでした。
「裕一さん!!」
夜、レッスンから帰ってくると、華から裕一のことを聞いて、びっくり仰天です。
「薬も飲んだし、たいしたことないよ。」
「お水かえてきたよ!」
華が水枕を持って、部屋に戻ってきます。
そして、オーディションの最終選考に残った母のために、家事も裕一の世話も自分がすると申し出ます。
ところが。
「それはいけません。これはお母さんの仕事だから。自分のやりたいことをやりなさい。」
「別に、やりたいことなんてないし。」
「若いのに、何言ってるの!あとは、お母さんがやるから。貸して。」
華は、その言葉に、モヤモヤした気持ちを抱え、部屋に戻っていきました。
翌朝、裕一の熱は下がりました。
裕一は、華のお粥が美味しかったことや、よく気が利くと親バカ全開で、華を褒めます。
「いい子に育ったね~♪」
「私たちの娘ですもん♪」
そんな親バカ全開夫婦は、華の抱える悩みに気づく余地もありませんでした。
そんなモヤモヤを抱えたまま、華はバンブーでコーヒーを飲んでいました。
そこへ、渉(伊藤あさひ)もやってきて…。
「伝説のミルクセーキいただきに来ました。…あ!華さんも来てたんだね!」
渉は、裕一にお礼を伝えてほしいといいます、あのサインをもらったあとの試合で完封勝利を収めたというのです!
「お父さんのサインのご利益だと思うんだ!」
その時、恵(仲里依紗)が、渉の頼んだミルクセーキを運びつつ、裕一の風邪の様子を尋ねます。
もうすっかり大丈夫だという言葉に、保(野間口徹)は、華たちにうつらなくてよかったと微笑みます。
「お母さん、最終オーディションが迫ってるものね~。」
「最終オーディション?」
渉は、またまた家庭の話では聞き馴染まない言葉に、目を丸くします。
「母は今、オペラのオーディションを受けているんです。」
「オペラ!?」
「母は、歌手になるために東京に出てきたんです。私が生まれたんで、歌も学校も辞めたけど、最近またやり始めて。」
「そうなんだ!すごいね!」
悪気のない渉の言葉も、今の華の心にはグサグサと無遠慮にささります。
「そんな…すごく何て…」
「お父さんは天才作曲家。お母さんはオペラ歌手。いやすごいよ!華さんは、やらないの?音楽。華さんだって、音楽の才能あるんじゃないかな?」
「ないですよ。音楽なんて。特に好きでもないし。」
「やってみたら、楽しくなるかもしれないよ?僕も友達に誘われて始めた野球だったけど、今では、人生で一番大切なものになった。」
華は、もういたたまれませんでした。
宿題があるからと席を立つ華。
様子のおかしい華に、保も恵も心配の色を隠せませんでした。
部屋に戻ると、完全に八つ当たりだった渉への態度を後悔しました。
その時、階下からは、発声練習をする母の声が聞こえてきます。
そして、ずっと抱えてきたモヤモヤを、口にしました。
「どうせ、私には何もないよ。」
そんな娘の気持ちには露ほども気づかぬ母は、最終オーディションに向けレッスンに励みます。
御手洗(古川雄大)は、何気なくタロットスリスプレッドで並べていきます。
出てきたカードは、『星』『吊るされた男』『世界』のカードです。
「あら、音さん、未来は明るそうよ♪」
「何、勝手に占ってるんですか!!当たればいいですけど…。」
「あら、私の占いが信じられないっていうの?」
「そういうわけじゃ…。」
そして、いよいよ最終オーディションの日がやってきました。
控室に向かうと、廊下で千鶴子(小南満祐子)と出くわしました。
「千鶴子さん。お久しぶりです。こんなところで再会するなんて…びっくりしました。」
「私は、あなたに会える日を待っていたわ。でも、審査は公平にしますから。」
「もちろんです。よろしくお願いします。」
オーディションを終え、あとは結果を待つばかりとなりました。
しかし珍しく謙虚な態度の妻に、裕一はそんなことはないといいます。
「見込みがあるから、残ったんだよ!」
そこへ、華が台所にやってきたので、裕一は話を振ります。
「ねぇ、華!お母さん、すごいよね!あんなにブランクがあったのにさ~!よく頑張ってるよ。本当にかっこいい!」
「いつも好きにやらせてもらって、感謝してます。華も好きなこと見つけたら、どんどんやっていってね。」
そんな両親の悪気ない言葉が、華の逆鱗に火をつけました。
「やりたいことが無いとだめなの?目標があるのが、そんなに偉いの?私だって、何にも考えてないわけじゃないよ?私なりに毎日頑張ってる。でも、家の事手伝うって言っても、お母さんはやらなくていいって言うし、私を産んじゃったから、お母さんの人生を変えちゃったのは、申し訳ないって思って、こっちは精一杯頑張ってるのに。」
「華…?」
「お母さん、全然私の気持ちわかってない!もういい!」
そういって、華は家を飛び出してしまいました。
飛び出して行った先は…吟(松井玲奈)の家でした。
買い物に出ていた吟の代わりに、華を出迎えたケン(浅川大治)は、様子のおかしい華に、なんと話しかけていいかわからず困っていました。
やっと帰ってきた吟に、目くばせで華が来ていることを告げます。
「華ちゃん!?」
何かがあったことだけは察した吟は、すぐに古山家に電話をかけ、華が無事であること、そして今夜はこちらに泊めることを伝えました。
ひとまず、華の安否だけはわかり、古山夫妻はホッとします。
吟も、腫物のようには扱わず、夕飯作りを手伝って声をかけ、明るく振る舞ってくれました。
ひとまず、自宅に帰らなくてよくなった華は、少しだけ気持ちが落ち着かせていました。
その夜、華はやっと自分の気持ちをゆっくり吟に話し始めました。
「最近、自分がダメな人間に思えてきちゃって。」
「ダメって?」
「私には、お父さんみたいな才能もないし、お母さんや渉さんみたいな目標もないし。好きなものもわからないし。何がやりたいのかもわからない。」
「確かに、世の中の空気もどんどん変わってきてるよね。婦人代議士が出てきたり、女子大が、次々にできてきたり。女もどんどん社会にでるべきだって、色んな人が言ってる。でも、人それぞれだと思うのよね。私だって、若い頃はやりたいこと何て…なかった。」
吟は、妹たちが目標を掲げてキラキラしているのを見て、羨ましく思うときもあったが、夢を追いかけ続けることの厳しさも感じていました。
そんな話を聞いた華は、吟に尋ねます。
「何か才能があったらいいなとか思わなかった?」
「う~ん。才能って言うと、大げさに聞こえるかもしれないけど…。それって、日常の世界に転がってるものなのよね。人の話を聞くのがうまいとか、家事の手際がいいとか。それだって、才能でしょう?コロッケ上手に揚げられた日は、『私、天才!』って思うし♪」
「私も吟おばちゃんみたいになれたらいいのにな…。」
「まぁ…若いうちは、一杯悩みなさい!話なら、いつでも聞くから!」
「ありがとう。」
華は、やっと少し笑うことができました。
一方、古山家では…。
「母親失格ね…。娘に気を使わせて、それに気づかない何て…。」
やりたいことがやれるようになった時代を謳歌してほしいという…抑圧されてきた時代を生きてきた自分にない自由を華に押し付けていたことに気が付きました。
裕一は、感受性の強い年頃である華をゆっくり見守ってあげようというのでした。
2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」102話の感想は?
「ラ・ボエーム」のオーディション会場で審査員を務めていたのは、音楽学校時代のライバル・千鶴子でした。
久しぶりの再会です!#朝ドラエール#二階堂ふみ#小南満佑子 pic.twitter.com/DbfB1XQ6Lf
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) November 2, 2020

近くに吟が住んでいてよかったなぁ~って、しみじみ思いました。
いや、わかりますよ。
私自身、わかりやすい才能も目標もないし、好きなことだけはあるけど、それを仕事にしたいわけでもない。
好きなものを愛でて、ただ淡々と生きていきたい人の何が悪いと思うわけですよ。
それに、何となくこの時代の創作物を見ていて、いつもモヤモヤするんですよね。
女性の社会進出ができないのは不公平だ!っていって、頑張る話が多いわけですよ。
いや、ドラマなので、今までと変えていこうという話じゃないと、ドラマにならないので当たり前なんですけどね。
でも、これまでの男性と同じ条件で働きたいという女性が、能力を認めてもらえて、「これでやっと『平等』になっていく」っていう感じが、変だと思うんです。
本当の意味で『平等』で『公平』というなら、これまでのような家庭の中で役割分担をしたいという生き方を選びたい人が、選べなくてはいけないと思うわけです。
もちろん、男女問わずで家庭の中で決めていけばいいという考え方です。
だって、変な話、会社の仕事より子育てや家の切り盛りの『才能』の方がある人だって、絶対にいるわけですから。
どっちの生き方も認められないなら、本当の意味で公平とは言えないですよね。
『コロッケがうまく揚げられた日は、「私、天才!」って思う』、そんな生き方が幸せな人も生きやすい、『夢や目標に向かって頑張りたい』、それが幸せな人も生きやすい…世の中にしてくださいな…政治家の皆さんよ。(笑)
さて、あと気になったのは、ミュージックティのタロット占いです!
あのスリースプレッド…そんな楽観的でいいのかって思いました(笑)
3枚並んでいたカードは、『星』『吊るされた男』『世界』のカードでした。
まぁ、最終オーディションを控えてる友人に、ネガティブなことを伝える必要は全くないし、占いってのはカードの解釈次第ですから、あの時点での御手洗ティーチャーの判断は別に間違っては無いとも思います。
3枚目の『世界』ってカードは、完成とか、理想郷、成功、完璧みたいな意味があるんですけども…『完璧な世界』には、『善』も『悪』もあるという見方もできるわけです。
私は、希望を叶えるために、自身を拘束している固められた考え方を解放することで、成功できると解釈しました。
他の解釈もできるでしょうから、占いってのは口八丁だなぁってしみじみ思います(笑)
華の気持ちを思い知らされた音が、明日どう行動するのか見者ですね。
2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」102話のネット上の反応や評価は?
◇吟伯母ちゃんがいてよかった~!
#エール【適任】吟も一時期は 戦時中にも音楽教室なんか開いたりと自由に生きる音に嫉妬して、自分も婦人会の活動に打ち込んでみたものの、どうもしっくりこなかったりと、もがいてきた。自分のやりたいことが見つからない華にとって、吟おばちゃんは大先輩であり、アドバイザーとしても最も適任者だ。 pic.twitter.com/t0OAWfDvTp
— ひぞっこ (@musicapiccolino) November 2, 2020
華ちゃんに吟さんのような存在がいて良かった。
私は親の命令で音大に入るしかなかったけど、自費で留学して素晴らしい先生に出会って、そのまま自分で音楽の道を選んだはず。それを忘れてはいけないと、今日の放送を見ていて思った。私は人生の最後まで音楽をやっていく。#エール
— くるみん (@aiUz3APo41XE4Ny) November 2, 2020
華ちゃんの気持ち(立場)が分かるのって吟ちゃんしか居ないよね。#エール #古川琴音 #松井玲奈 pic.twitter.com/GVj6XIh0eB
— ねぎーむしゃむしゃ (@maenomeristep) November 3, 2020
音楽が好きでずっと夢を追い続ける音ちゃんや
文才があって賞をとり本を書く梅ちゃんもすごいけど吟ちゃんには人の心に寄り添う才能があると思う
才能って特別なことばかりが注目されがちだけど本当に身近な日常の中にたくさんあるんだと気付かされる今日のエール#エール#朝ドラエール— 刹那(せつな) (@se_tsu_n_aKM) November 2, 2020


◇華の気持ちはよくわかる
夢や目標なんて無いし、特にやりたい事も無い。華ちゃんの悩みには共感出来る人も多いでしょう。その点、吟は妹たちを羨ましく思った事もあっただろうし、一番良き理解者。「才能は日常に転がってる…若いうちは一杯悩みなさい」今の華ちゃんにとって、凄く救いになる言葉ですね。 #エール
— Big✮K31✮ツブヤッキー (@sojo2071ko) November 2, 2020
華ちゃん…
お母さん思いの良い子やん#エール pic.twitter.com/ujYMwo5HEN
— uni (@uni12060099) November 2, 2020
華ちゃんは家のこと、家事やお世話するのが好きみたい。なのに音にとって家のことは義務みたいに、やりたいことの足かせみたいに思っているように聞こえちゃう。吟さんの言葉は華ちゃんの救いだね。昔は家事が上手いことが仕事になるなんて思ってない風潮だったろうしね。 #エール
— vertniyk (@vertniyk) November 2, 2020
華ちゃんと吟おばさんの関係性、いいなぁ~そして吟おばさんの生き方、私は好き #エール
— T.SATSUKI (@TSATSUKI4) November 3, 2020
はなちゃん…自暴自棄になっちゃ…#エール #俺たちの真一さん #まんぷく留年中 pic.twitter.com/FvtIzPLSoa
— ONさん@チーム気づいたら肩重い (@Sakura0730jp) November 2, 2020


◇保…(´;ω;`)ブワッ
目標があって努力する人は輝いて見える。でも目標がまだ見えない人が輝いていないのではない。輝くために光を集めている時は視野と可能性をを広げ多くの選択肢を示すことが大切なのかも。目標の押し付けはエールじゃないんだ。保さんが華ちゃんを心情を汲んでくれているのが救い#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/2bZnUTCBLk
— coty (@ayacoty) November 2, 2020


恵さんが、ハイパースキルすぎるから(笑)
たもつ~って言ってた、華ちゃんと保さんの関係が大好きだけど…やっぱり、今は思春期…昔みたく頼ったり、甘えたりしてほしそうな顔にも見えるわね。
◇本日の歌広場淳さん
【連続テレビ小説『エール』第102回・歌広場淳さん】◇素直にメイドさんに見えません?◇娘と母で窪田正孝を取り合うのイイゾコレ◇その「おーはよ」は軽率にショック死できます………続きは https://t.co/eazyt8EWCL #朝ドラエール pic.twitter.com/bUNQzIpLd2
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) November 2, 2020

うんうん。
夢のある妹2人に囲まれたお姉ちゃんが、ちゃんとそのあたりの気持ちと折り合いつけてるのがよかったよね。

そして、この行き先がすぐにわかる家では、朝ドラあるあるよね。
それに、なぜかヒロインの娘が母じゃなくて、伯母さんや叔母さんの方に似るっていうね(笑)
◇本日の気になるイラストさんたちまとめ
#エール【第101回】
藤丸ちゃん久志、結婚おめでとう‼
しかし、本当に久志大丈夫かね?#絵ール #エール絵 #朝ドラエール pic.twitter.com/Z8QykWnWa8— ふじこ (@fuji_fujiko) November 2, 2020
裕一、カゼかなあ? #エール #絵ール pic.twitter.com/LXqQxhIxI8
— おきらくGirls♥️イラスト勉強中 (@okirakuGirls) November 2, 2020
2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」見逃し動画を無料かつ安全に見る方法をご紹介!
朝の連続テレビ小説「エール」はNHKプラスで視聴可能です。
放送終了後、配信が開始され、各回1週間無料配信しています!
また、朝の連続テレビ小説は、放送回数も充実しています。
- 【NHK総合】8:00~8:15
- 【NHK総合】12:45~15:00
※本作より、土曜日は1週間のダイジェスト版が放送されます。
- 【BSプレミアム・BS4K】7:30~7:45
- 【BSプレミアム・BS4K】23:00~23:15
実は、BS放送の方がちょっと早く放送しているんですね!
しかも、割とニュースの青枠が無かったり、放送変更や中止も少ないので、じっくりドラマを楽しみたいという方には、おすすめかもしれません。
また週末には、こんな放送も!
- 【BSプレミアム・BS4K】土曜9時45分~11時は1週間分一挙放送!
- 【BSプレミアム・BS4K】土曜8時45分~9時は1週間分のダイジェスト版再放送!
- 【NHK総合】土曜11時~11時15分は1週間分のダイジェスト版再放送!
忙しいあなたも、割といつでも追いつきやすいので、お楽しみいただければと思います!
※放送時間は、予告なく変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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「エール」103話の予告あらすじ
音(二階堂ふみ)が自分の気持ちを全然わかってくれないと、家を飛び出して吟(松井玲奈)の家に向かった華(古川琴音)。
翌日、迎えに来た裕一(窪田正孝)と帰る途中に、孤児院「マリア園」を訪れる。
華と子供達が一緒に遊んでいる様子を見ている裕一に、シスターの佐代(黒川智花)は子供たちがようやく娯楽を楽しめるようになって、「鐘のなる丘」をいつも楽しみにしている話をする。
Yahoo!テレビ番組表より引用
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まとめ
こちらの記事では、2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」102話のネタバレ有りの感想をご紹介いたしました。



最後までお読みいただきありがとうございました!
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(そこの因果関係は不明)