2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説『エール』80話が2020年10月2日(金)に放送されましたね。


さ~今日も一緒に物語を追いかけていきましょう!
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2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」80話のネタバレあらすじと感想は?
2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」80話のネタバレあらすじ
「合唱?」
「うん、慰問先の方々も一緒に歌ったら楽しいんじゃないかなぁって思って。」
「いいかもしれません。戦意高揚のためにも。」
突然のひらめきでしたが、潔子(清水葉月)や蓮沼(河井青葉)は、賛成してくれました。
「そうか…音さん、音楽教えてたって言ってたもんね!」
「じゃ~、古山さん選曲してくださる?」
歌を聴いてくれる人、一緒に歌う仲間の反応に、慰問への手ごたえを感じていました。
すっかり大忙しになった母を見て、華(根本真陽)は裕一(窪田正孝)に言いました。
「お母さん、マグロみたいだね。」
「マグロ?」
「マグロってね、寝てる時も泳いでるんだって。」
「確かに…お母さんがじっとしてるとこ見たことないかも。」
さて、そんな夜のことです。
突然、鉄男(中村蒼)がやってきました。
「悪ぃなこんな時間に。おでん屋やってた頃に買っておいた酒がでてきたから、誰かと飲みてぇと思って。」
「お♪」
「いいんですか?裕一さん、弱いですよ?」
「大丈夫、ザルみてぇな人も連れてきたから(笑)」
そういって、鉄男の背後から現れたのは…。
「久しぶり!」
「木枯くん!」
コロンブスレコードに裕一と同期で入った木枯(野田洋次郎)でした。
久しぶりの再会に、お酒も進みます。
「今は、さっぱりだ。全然書いてないし。」
「どうして?」
「書いても通らないんだよ。『おまえの曲は軟弱だ!もっと世の中の空気に合わせろ!』だってさ。でも、俺、そういうの無理だし。」
「それで正解!木枯さんの個性、無理に曲げる必要なんてないですよ。」
「うんそうだね!その方が木枯くんらしいよ!」
「俺も、正直…今の音楽業界には、違和感ある…。戦意高揚、忠実愛国…そればっかしじゃつまんねぇし。やりがいもねぇしな。だから、一旦作詞から離れてみることにしたんだ。」
今の時代に合わせにくい…そんな息苦しさを木枯や鉄男は感じていました。
「裕一は、たいしたもんだよ。求められてる音楽を、質を落とすことなく、次々に生み出して。」
「僕はね、ただ…お国のために頑張ってる人を応援したいだけ!それが、今の僕にできるたった一つのできることだからね!」
「まじめだね(笑)」
そんな楽しいお酒は、あっという間に回り、鉄男も裕一もすっかり夢の中。
身支度を整えた木枯は、裕一の肩に手を置き、つぶやきました。
「頑張れよ。」
そして、居間に声をかけ、お暇することにしたようです。
「これが待ってるんで。」
木枯の小指を立てる仕草を見て…
「まぁ(笑)」
玄関先で、木枯は言いました。
「変わんないですね。裕一は。まっすぐで、純粋で。利用されなきゃいいけど…。」
木枯は、裕一のまじめさ・純粋さが、いいように利用されてしまうことに心配していました。
そして、それで傷つかないかと心配していました。
翌日、『喫茶・竹』に集まった面々は、新しいメニューが披露されていました。
「うどんかん!寒天の中にうどんが入ってるんだ!」
「怖い…。」
見た目も中々シビアなようです。
華の一言に、肩を落とす保(野間口徹)と恵(仲里依紗)。
そして、寂しい出来事が…。
「実はね、この店、一旦閉めようと思ってるんだ…。」
「この人ね、近くの工場で働くことになったの。勤労動員ってやつ。」
「代用コーヒーなんて、コーヒーじゃないし…。そうなると、もはや喫茶店じゃないしね…。」
そう、寂しげに言う保は、ラジオをつけてみますが…ラジオから流れてくるのは、戦争のニュースばかり…。
保は、そっとラジオを消しました。
「そうだ、裕一くん!ラジオ聞いてるよ!また戦果上げるたびに、放送局に呼び出されてるの??」
「今は、戦意高揚の曲が…求められてますからね!」
そんな裕一を見て、鉄男はぽつりとつぶやきます。
「まぁ…大本営発表と…実際の戦局は、だいぶ違うみてぇだけどな…。」
「え?でも…局に来る軍の人は…。」
「そりゃ…軍人はそういうだろ。」
「で…でも、新聞社も同じ報道してるよね?事実違うなら、何でそれを…」
「そんなに簡単じゃねぇんだよ!こっちだってほんと…。」
その時、お店の扉があきました。
鉄男は、他のお客さんが入ってくるのを見て、口をつぐみました。
裕一は、ラジオ局で会う軍人の言葉と、取材をしている鉄男の言葉の間で揺れるのでした。
さて、そんなある日、音楽挺身隊では、慰問先の人と合唱をするという案を神林(円城寺あや)に許可を取りに来ました。
しかし、『合唱』と聞いた途端、神林の眉頭が寄りました。
そして、選曲された曲を見て、更に表情を険しくします。
「これは、どういう意図で選曲したのですか?」
「私が、選曲しました。みんなで歌いやすく、心豊かになれる曲をと思って。」
「何をなまぬるいことを!いいですか?我々は、使命は、軍需産業に従事する人たちの士気を高め、日本の勝利に貢献することです!音楽は軍需品なんですよ!」
「軍需品?」
「今は、芸術だの楽しみなどとのんきなことを言ってる時世ではありません!必要なは決戦意識と戦力の増強!戦争の役に立たない音楽などいらないのです!それがわからないのですか?」
神林の有無を言わさぬ勢いに、全員圧倒されていました。
ただ一人を除いては。
「よくわかりません。音楽は…音楽だと思います。その音楽を聴いて、何を思うかは人それぞれで…」
「あなたは何のために、ここに来たのですか?」
「歌を聴いてくれた人たちに、笑顔になっていただくためです。」
「話になりませんね。おかえりなさい。挺身隊に非国民は必要ありません。」
がっくり肩を落として帰ってきて、庭の畑を手入れする妻を見て、裕一はお茶を入れました。
「どうしたの?」
「神林先生に非国民と言われてしまって。やっぱり、応えるね。でも…みんなが同じ考えじゃなくちゃだめなのかな…。そうじゃない人はいらないっていう世の中は…私は嫌。もちろん…私も自分の国は好き…。でも、何よりもまず…家族や友達…周りの人たちに幸せでいてほしい。それって…自分勝手なことなのかしら…。」
「でも、こうなってしまった以上…。この国に生きる人間として…できることをやっていくしかないんじゃないのかな…。」
「ごめんください!」
突然、玄関から聞きなれぬ声が聞こえてきました。
「はい?」
「古山裕一さんですか?」
「はい。」
「おめでとうございます。召集令状です。」
裕一宛に届いた召集令状…。
その真っ赤な紙に、時間が止まったように感じるのでした。
2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」80話の感想は?
久しぶりに木枯と再会! 古山家でお酒を酌み交わしました🍶
鉄男も木枯も、時代に飲み込まれていく裕一の音楽活動を気にかけていました。#朝ドラエール#窪田正孝#中村蒼#野田洋次郎 pic.twitter.com/1J0dwn670X
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 1, 2020

やっとの登場です!
予告に出てから、いつくるのかと思っていましたが…金曜日でしたか~(笑)
確かに、木枯さんの曲の感じは、戦意高揚とはちょっと違うかもしれません。
どっちかっていうと、お酒が美味しくなりそうな曲が多いかんじですもんね~
裕一は、最初こそ西洋音楽に固執してましたけど、殻が破れてからは、相手の求める形に柔軟に合わせていく感じになりましたもんね…。
そんな真面目で純粋な裕一を心配する木枯さん…。
まだ出演はあるのかな…戦後また色んな曲をぶつけてくれたらいいなぁと、思います。
そして、今日はラストに裕一の召集令状が届きました。
でも、この後慰問に行くことは、再開前の見どころで語られていましたから、結果的に兵役免除になるんじゃとは思ってるのですが…。
まさか…裕一もお尻に…地主様が??
いや、さすがそれはないですよね…。
多分、軍が推し進める映画とかがあって、監督が主題歌は古山裕一じゃなきゃ嫌だとか駄々こねて…みたいな展開が予想されますね(笑)
2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」80話のネット上の反応や評価は?
◇音楽性の不協和音
作りたい曲が作れない…
辛い時代だよね…#エール pic.twitter.com/x6uxNsbKID— uni (@uni12060099) October 1, 2020
そうよね
裕一は応援するのが好きなんだ#エール— 球 (@suzu3447) October 1, 2020
木枯…誰よりも最初に裕一を心配しだす… #エール pic.twitter.com/tYGM7z1sgZ
— ほよ@寝不足で短足 (@GR_hoyonrodeo) October 1, 2020

心配になるよね。

そして、利用されていたことに気づいてしまった後の、後悔とか傷が心配だわ…。
◇鉄男…
新聞社はわかってたのかなあ #エール pic.twitter.com/XwFe334aFs
— トン子@普通のおばさん (@zx_zpa) October 1, 2020
真実が国民に伝えられない時代…#エール pic.twitter.com/dZDcbkyg1C
— uni (@uni12060099) October 1, 2020

この時代は、国の力でねじ伏せるんだから、恐ろしい話だよね…。

◇木枯の小指の存在が気になる…。
これが待ってるんだ( ̄▽ ̄;)#エール pic.twitter.com/h7NruOZKrY
— uni (@uni12060099) October 1, 2020


◇裕一に赤紙が…
とうとう裕一さんにも赤紙が…。
本当に普通の一般人が兵隊さんになるなんて…今の自分には考えられない。
伯父は戦地の銃撃戦で一命を取り留めたが、体には弾が残ったままだと言っていた。
戦争はほんまにあかん。#朝ドラエール#エール— Mira みら (@Mira_10672) October 1, 2020

そういう情報が入ってこない中、みんな駆り出されていくんだもんね…。
怖いよ…。

◇本日の歌広場淳さん
【連続テレビ小説『エール』第80回・歌広場淳さん】◇「はーなねーたよ」から某花沢類の「まーきの♪」を連想しました◇全全全部名曲って思ったことを謝罪します………続きは https://t.co/DEy2qiZa71 #朝ドラエール pic.twitter.com/bpAEEGWlRy
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) October 1, 2020


2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」見逃し動画を無料かつ安全に見る方法をご紹介!
朝の連続テレビ小説「エール」はNHKプラスで視聴可能です。
放送終了後、配信が開始され、各回1週間無料配信しています!
また、朝の連続テレビ小説は、放送回数も充実しています。
- 【NHK総合】8:00~8:15
- 【NHK総合】12:45~15:00
※本作より、土曜日は1週間のダイジェスト版が放送されます。
- 【BSプレミアム・BS4K】7:30~7:45
- 【BSプレミアム・BS4K】23:00~23:15
実は、BS放送の方がちょっと早く放送しているんですね!
しかも、割とニュースの青枠が無かったり、放送変更や中止も少ないので、じっくりドラマを楽しみたいという方には、おすすめかもしれません。
また週末には、こんな放送も!
- 【BSプレミアム・BS4K】土曜9時45分~11時は1週間分一挙放送!
- 【BSプレミアム・BS4K】土曜8時45分~9時は1週間分のダイジェスト版再放送!
- 【NHK総合】土曜11時~11時15分は1週間分のダイジェスト版再放送!
忙しいあなたも、割といつでも追いつきやすいので、お楽しみいただければと思います!
※放送時間は、予告なく変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」第17週のあらすじは?
2020年10月5日(月)~10月9日(金)8時〜放送のドラマ『エール』第17週のあらすじをご紹介します
召集令状が届き、戦地で戦うことを覚悟した裕一(窪田正孝)だったが、作曲活動での戦争への貢献が認められる形で召集解除となる。
音(二階堂ふみ)は一安心するが、裕一の心中は複雑だった。
そして海軍の航空機搭乗員となるために学ぶ“予科練”の若者たちをテーマにした「若鷲の歌」を作曲することになり、訓練に励む若者たちに会いに行く。
死を覚悟する若者の心に触れた裕一は…。
そして、古山家にある知らせが届く。
「エール」81話の予告あらすじ
昭和18年。
世の中が戦争の雰囲気にのまれて、すべての人が同じ思いで戦争に立ち向かうことを強制される空気のなか、裕一(窪田正孝)のもとに召集令状が届く。
これまで戦争のための曲をたくさんつくってきた裕一だったが、自分が兵隊になって戦地に向かうことは想像した事がなかったので、裕一は複雑な気持ちになる。
そんなある日、裕一をたずねて、東都映画の三隅(正名僕蔵)という男が古山家を訪れる。
Yahoo!テレビ番組表より引用
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まとめ
こちらの記事では、2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」80話のネタバレ有りの感想をご紹介いたしました。



来週も一緒に物語を追いかけていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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何だか、今週は、ちょっとしたことが死亡フラグに見えて…。