2019年3月2日(土)オトナの土ドラ「絶対正義」、5話ネタバレと感想をお届けします。


範子の狂気の正義により、4人は、さらに追い詰められて行く。範子の夫も複雑に絡み出します。範子が、4人を正し続けるのか、ついに、その全容が明らかになり.....。
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ドラマ『絶対正義』5話あらすじネタバレと感想
15年前、範子の母親が法を破って亡くなった時から、範子は焦らないことを決めていた。大きく息を吸う癖もその一つである。
母が亡くなり、救ってくれたのが、4人の友達であった。高校時代、由美子から、これからは家族だと言われ嬉しかった。あれ以来、たとえ離れていても家族だった。
15年前、全員で写真をとった日、15年後、同じ場所で写真を撮ることを約束したのであった。
範子は、約束の日2月8日までのカレンダーに毎日○をつけ、ありのままの自分で良いのだと過ごしてきた。
その日までは会わないと思っていたが、偶然出会った由美子は、正しくない方向に生きており、約束の日までに正さなければと範子は決意したのであった(第1話の麗香の部屋のシーン)。
範子は夫・啓介に、由美子の夫の再就職先の紹介をお願いしたのであった。範子の夫は区議員で、参議院への出馬を狙っていた。
範子は、4人の記録をしっかりつけており、麗香の不倫も正そうと考え、CMを降板されため、その企業の担当者に写真を大量に送り降板させたのであった(第2話の麗香を正すシーン)。
CM現場のエキストラになり、麗香がいないことを確認すると、これで、麗香は大丈夫と。
和樹の本の情報入手方法がおかしいと睨んだ範子は、入手先の政治家の元秘書の妻に会い、風俗店で働き、覚せい剤使用の前科もあるため、親権を取り戻すことはできないと伝える。
元秘書の妻は、和樹を訴えると言い出し、法律に詳しい範子に協力して欲しいと。範子は、それが和樹のためと思った。
そこに、娘・律子が怪我をしたと電話が入る。律子が、友達の自転車を借りて怪我をしたことを知ると、その友達と母親を、民法に基づき訴えると。
範子は、律子が外出しないように、部屋に、外から何重もの鍵を取り付ける。夫・啓介は、ほどほどにするようにと言う程度で無関心であった。
範子は、元秘書の妻に会い、勝ち目のない親権争いの裁判を起こさせようと、弁護士費用を払わせた詐欺罪にあたる可能性が高く、それで訴えることができると提案する。
元秘書の妻は、それで親権を取り戻すことはできるかと聞くが、範子は取り戻せないがお金は入ると。
元秘書の妻は、なぜそこまで和樹を陥れるのかと聞く。範子は、本当の家族だからと答える。
範子は、急いで、和樹の本が、竹下賞にノミネートされ、由美子たちと祝う会に急ぐ、和樹に、本が正しいか検証をしようと言い出す(第3話の食事会に範子が遅れてきたシーン)。
和樹に、元秘書の妻に確認した情報を元に、不正で得た情報から本を書いてはだめだと、竹下賞の事務局に伝えると正す。これで、和樹も安心だと思う範子。
範子が家に帰ると、玄関に、夫・啓介の靴と秘書の女の靴が、リビングには、女性のものの下着が脱ぎ捨てられていて、不倫の最中であった。
夫・啓介は堂々としており、秘書の女も、不倫気づいているのに正さないのですかと聞く。範子は、夫は家族ではないから良いと淡々と答える。
麗香は、恋人の亮治から、子供が成人になるまでは二人の関係を黙っておきたいと告げられ、複雑な思いでいた。
理穂は、夫・ウィリアムズから精子を提供してきた、範子の卵子と受精させれば子供が産めると告げられ、それだけはやめて欲しいと泣く。
由美子は、弁護士から、由美子が不用意に負わせてしたった息子の怪我を使い、虐待の結果、失声症を発症したとの診断書が出ており、親権を争う裁判で不利だと告げられる。
由美子は、夫・雅彦が大声を出すからそうなっただけだと言うが、弁護士は、状況からそう判断しないだろうと。由美子はショックを受ける。
和樹は、竹下賞事務局から、本が不正な手段で書かれたとデマが回っているが真実かと問い合わせが入り、週明けに事務局にくるように追い詰められていた。
和樹が、事務所を出ると、元教師・矢沢が隠れて接触しようとしていた、範子が見つけ、何かしたら、制裁を加えると脅す。
範子から、全員に明日3時に約束の場所で会おうと、SNSが入る。
範子は、一人部屋で、何か間違ったことを言っているのか繰り返し自答し、涙を流す。壁には、カレンダーに、約束の日2月8日に赤○がつけてあった。
範子は、約束の場所・えびいろの丘に、三脚と15年前の4人と撮った写真を持って1時間前にうれしそうについていた。
矢沢が突然現れ、いっしょに、約束の場所に行かせてくれと。範子は、約束していないと拒絶する。
矢沢は範子について行き、和樹から、15年前、母親を失った時に、4人から家族と言われたと聞いたと。そして、それ以来、依存したのだろう笑う。
4人にとって範子は、正義を使いたい時に頼り、使いたくない時は避ける都合の良い女だと。
「お前にとって一番大切なものはあの4人。4人が傷つけられることが一番辛い」と言い、にやけた顔で、先に行ってしまう。
由美子、和樹、理穂、麗香が、いっしょに、雪の積もった約束の場所につくと、そこには、範子が立っていた。振り向いた範子の真っ白な服に、赤い血痕が飛び散っていた。
範子は、これで5人揃ったと嬉しそうに言う。和樹は、それよりその血はと問う。
範子は「矢沢先生のものよと言い。邪魔をするから。そんなことより、写真が大事。写真を撮ることを忘れたの。忘れたら針千本飲ますところだった」と。
4人は、完全に忘れていたが、範子を怒らせないため、覚えていたと嘘を言い、写真の場所に並ぶ。範子は、15年前の写真を見ながら、並び順が違う、手の位置が違うと指示する。
あの時といっしょにしなくてはだめだと言い、揃って写真を撮る。その写真を見た範子は、嬉しそうに、やっと撮れたと涙を浮かべ、矢沢の血が飛び散った顔に満足の笑顔が出る。
由美子は、矢沢先生のことは正当防衛だよねと聞く。範子は、過剰防衛に当たり、このあと自首すると言う。
4人は、それが良いと少し安心し、今まで範子がしてくれたことを感謝する。
範子は、堀の中に居ても、ウィリアムズの精子と私の卵子で理穂に子供ができるし、和樹を元秘書の妻が訴えてくれる。
本間の子供たちに麗香の不倫を巡る裁判のアドバイスはできるし、由美子が虐待したことを正す事ができると。
「正義こそが守るべきことである。何か間違ったこと言ってる」と語る。
由美子は、怒りと恐怖で、範子の首を絞める。一瞬ためらうと、理穂が手を抑え、由美子に首を絞めてと。和樹も体を抑え、首を絞める。その様子を麗香は慄き見ていた。
範子は、死んだように見えたが、目を見開き、息を吹き返し起き上がる。
「私たち家族ではなかったの」と繰り返し叫ぶ、麗香はとっさに、範子を突き飛ばし、崖の下に突き落とす。
由美子、和樹、理穂、麗香は、範子を殺してしまった恐怖に慄く。
転落した範子は、林の中で、血だらけになりながら、地面を這う。時計を外し、15年前の全員の写真を掴もうとして、息を絶える。
ここまでがネタバレですが、第5話は、範子は15年前家族と言われ、約束の日まで、仲間を正そうとしてきた。約束の日、現れた矢沢を排除し.....。
範子は、高校を卒業する時に思い出に写真をとった日に、家族だと言われた仲間4人と、15年後に会おうと約束していました。それを楽しみに生きてきたのですね。
家族だと言われ、仲間に感謝されることで、範子は自分の正義が正しいと思い込み、そして、正義のモンスターになったのです。

前話までのシーンと重ねあわせる演出でそのことがよく表現されてましたよ。

娘・律子は、悪いことをすると部屋に鍵をかけ、正そうとするところを見ると、家族ということかな。
家族である4人を守るため、範子は、矢沢を殺してしまった。その血痕がついた顔で、写真を撮ろうとするシーンに範子の狂気を感じましたね。
約束の日を、範子は本当に楽しみにしていた。15年前とまったく同じ写真をとりたいという範子のこだわり、矢沢を殺したことはお構いなしの範子。さらに、狂気を感じました。

全身血だらけで、血を這う範子の執念に恐怖を感じたよ。

本当に、オトナの土ドラ史上に残る衝撃の展開でしたね。
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ドラマ『絶対正義』5話ネット上の反応
自分にも厳しい範子ステキ#絶対正義 pic.twitter.com/LoefeNaLO3
— ほまれ (@homaredam) 2019年3月2日
のりこが家族じゃないの…?って言ったところ、いつもと雰囲気が違うし信じてたのに親に裏切られた子供のようだった。 #絶対正義
— おしゅし (@hiragilemon) 2019年3月2日

何度でも立ち上がるよ#絶対正義 pic.twitter.com/ZUbdo6sTJJ
— ほまれ (@homaredam) 2019年3月2日
大人の土曜ドラマのこういうエグい内容を実力派でガッチガチに固めたキャスト陣でやるところが良いんですよね。没頭しやすいっていうか、あんな死の間際の生にかける執念を表現してくるの山口紗弥加さんにしか出来ないでしょう
— 仙太郎 (@maruto28w) 2019年3月2日

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2019冬ドラマ『絶対正義』見逃し動画を無料かつ安全に見る方法をご紹介!
ドラマ『絶対正義』は地上波放送後1週間以内はTver、1週間以上経過している場合はフジテレビオンデマンド(FOD)で視聴可能です。
より詳しい情報は以下の記事でご紹介していますので、是非ご覧ください!
ドラマ『絶対正義』6話のあらすじ
2019年3月9日(土)放送のドラマ『絶対正義』第6話のあらすじをご紹介します。
理穂(片瀬那奈)のインターナショナルスクールに範子(山口紗弥加)の夫・啓介(堀部圭亮)が訪ねてきて、範子が家に戻っていないことを告げる。
理穂は、思い当たることはないとごまかしたが――
もし、あの日、自分たちが範子を殺したことが発覚したら…。
由美子(美村里江)、和樹(桜井ユキ)、麗香(田中みな実)とは、自首しない事、この秘密を誰にも話さない事を誓い合ったが、理穂は疑心暗鬼に駆られていた。
同じ頃、由美子たちも範子の幻覚を見るなど次第に精神的に追い込まれていて…。
数日後、人気のない倉庫で再び集合した4人。
限界寸前まで追いつめられた女たちは、もはや運命に抗う気力もなかったが、そんな彼女たちの前に意外な人物が現れる。啓介だった。
「皆さんにお願いがあります」
彼が口にしたのは、理穂たちが思いもよらない提案だった――
※公式サイトのあらすじを引用
まとめ
ドラマ『絶対正義』5話のあらすじネタバレ、感想、6話のあらすじを紹介しました。
範子は、仲間4人が家族で、だから正してきた。約束の日、真実を知り、4人を傷つけると言う矢沢を範子は殺す。嬉しそうに写真を撮る範子の狂気に耐え切れず、4人は範子を殺す。

展開が楽しみです。

その提案とはなんですかね。
次回、範子が亡くなった後の展開。さてどうなるのか。
崖の下に落ちて、本当に、範子は死んだのだろうか。疑問がのこりますね。
家族と思っていた仲間に殺された範子が、復活し、復讐、いや、正すのか。見逃せません。
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