ドラマ【家族の旅路】8話(最終回 )ネタバレと感想。

今回で最終回を迎えるドラマ『家族の旅路』。

柳瀬(遠藤憲一)の死刑執行を止めることができるのかといったところで、その後どういった結末を迎えるのかに注目したいところですね。

役どころが難しい方が多いなか、滝沢秀明もよく演じきったなと思ったのが率直な意見です。

いったい最後どのような結末を迎えるのか、ネタバレと感想をお送りしていきます。

ドラマ『家族の旅路』最終話のネタバレと感想

柳瀬の無実を証明するためには、あかね(横山めぐみ)の証言が必要。

そこで祐介(滝沢秀明)はあかねの病室を訪れます。

そこでまずは、事件の真相が明らかになりました。

家族を殺した河村(小林タカ鹿)は、もともと財産目当てで花木家を狙って犯行に及んだのです。

家族を全員殺せば、遺産はあかねが引き継ぐしかない。

つまり自分が全て手に入れることができると思い、行動する。

家族を殺した後河村自身も、チンピラとのケンカがきっかけで死んでしまうのですが、そこにあかねが関わっていました。

瀕死の状態の河村を見つけ、助けようとしたのですが、ここで見捨てて河村が死ねば、礼菜(谷村美月)は殺人犯の娘だと言われなくなる。

そう思いあかねは河村を見殺しにしたのです。

そう思うと、柳瀬もあかねも家族のために罪を犯したことになりますね。

真実を全て知り、証言してもらおうとするのですが、ここであかねの容態が悪化し、さらに絶望的な状況になってしまいました。

祐介たちは、最後の賭けとして、記者会見を開き、世間に柳瀬の無実を訴えかけました。

柳瀬が実の父親だと知られているので、肩入れしているだけなのでは？と罵られることもありましたが、なんとか伝わったようです。

そして死刑執行の日。

祈るような想いで連絡を待つ祐介。

奇跡は起こります。

なんと直前で柳瀬の死刑執行が中止になったのです。

急いで柳瀬に会いに行った祐介。

そこで祐介は、生きてしっかり罪を償ってほしいと想いを伝えます。

また、柳瀬を父親と受け入れたようで、「お父さん」と呼びました。

さらに病状が少し落ち着いたあかねの元に報告しにいくと、今度はあかねを「お母さん」と呼びました。

本当の両親と今全てがつながったように感じましたね。

その後柳瀬の再審も認められ、これで柳瀬は釈放されることになったのです。

柳瀬は、祐介の家族たちと一緒に暮らすことになり、本当の意味で家族の元に戻ることができました。

祐介と柳瀬は、かつての思い出の場所であるアパートに向かい、富士山を見上げる。

今度は、一緒に登って日の出をおがもう。

こうして家族を巡る物語は終わりを迎えました。

ドラマ『家族の旅路』最終話に対するネットの反応は？

礼菜との恋愛エンドはあっけなく終わりましたが、家族はしっかり戻ることができましたね。

一応ハッピーエンドということになったのですが、ネットではどのような反応があるのか、見ていきましょう。

「私達にとっても区切りなんです。家族が増えるんですもの」「みんなでまとめて一つの家族で良いのではないかと」
うおーいおいおい聖人過ぎるだろ養父母達！ 神か仏か！ #家族の旅路

— ゴジえもん@3d (@__ofmob) 2018年3月24日

結局受け入れてくれましたね。

最初は憎むべき相手だったわけですが、ここは祐介の頑張りが生んだ幸せと言えるでしょう。

柳瀬と光男が並んで、富士山を見上げてる。
このドラマを最も象徴する場面だね。#家族の旅路 #土ドラ #オトナの土ドラ #滝沢秀明 #タッキー #fujitv #東海テレビ

— Friend'sChild (@realdelux) 2018年3月24日

かつて柳瀬が光男を背負って歩いた道に帰ってきましたね。

すっきりまとまっていてよかったと個人的には思います。

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まとめ

家族を巡る物語は、多くの人を巻き込みながらも、しっかり終着点に行き着くことができました。

あかねは結局物語のなかでは亡くならなかったのですが、それはとくに気になる点ではないでしょう。

少し礼菜のその後を描いてもよいのでは？と思うところはありましたが、本質は柳瀬の方なのでこちらも問題ないところだと思います。

このドラマを見て、改めて冤罪とは深刻な問題であるというのを再確認することができました。

今後も冤罪を取り上げて、世間に重要さが認知されるとよいですね。