ドラマ【この世界の片隅に】最終回ネタバレと感想。ラストには賛否あれど良作!

  • この記事を書いた人:黒猫葵

2018年夏ドラマ『この世界の片隅に』最終回・第9話が2018年9月16日(日)に放送されましたね。

ドラまる
『この世界の片隅に』最終回!

先週、日本は戦争に負け、戦争が終わりました。

でも、戦争が終わったから、何もかもが元通りになるわけでも無くて…。

ラマちゃん
終戦後の混乱の中、すず達どう、切り抜けていくのか、そして安否のわかっていない家族・知人達についても触れられていくと思います。

先週のラストの時点で、数か月時間が経過していたから、季節は冬を迎えているかもしれないわね。

現代パートでは、佳代と浩輔を誰かに会わせたいと言っていたけど、誰に会いに行くのかしら?

さ~ラストまで一緒に物語を追っていきましょう!

こちらの記事では、2018年夏ドラマ『この世界の片隅に』最終回・第9話のネタバレ感想をご紹介いたします。

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2018年夏ドラマ『この世界の片隅に』最終回・第9話のネタバレあらすじと感想は?

第9話:希望と再生-繋がっていく過去と現在

昭和20年11月を迎えました。

戦争は終わり、3か月の月日が流れています。。

空襲に怯えることもなくなりましたが、戦時中以上の物不足に悩まされる日々が続いています。

北條家では円太郎(田口トモロヲ)の再就職が決まり、径子(尾野真千子)も働きに出るようになりました。

しかし終戦直後に海兵団に招集された周作(松坂桃李)は未だ帰ってきません。

すず(松本穂香)は夫の無事を願って前向きに日々を過ごしていました。

そんなある日、物々交換の為、着物を出していました。

すずは、祝言の晴れ着を、径子は娘時代の洋服まで出しました。

径子は、すずの祝言の晴れ着を惜しみますが、すずは「もう祝言はしないからいい」と笑います。

そして、北條家・刈谷家・堂本家で集めた品をもって、幸子(伊藤沙莉)と婿に来た成瀬((篠原篤)が張り切って、農家へと向かいます。

成瀬と2人きりで、出かけるのが楽しいのか、心なしか幸子はウキウキしています。

そんな背中を、志野(土村芳)とすずは、微笑ましく見送るのでした。

その日の夕方になって、幸子と成瀬は帰ってきましたが、思ったような成果は上がりませんでした。

それでも、今夜は贅沢をしようと、魚と野菜がたっぷり入った鍋を作って食べました。

久しぶりに、塩気の効いた食事に、しみじみと戦争が終わったことを、感じるのでした。

翌日、すず・幸子・志野のかしまし3人娘は、畑で作業をしていました。

そこへ、ある男の人の姿が見えます。

幸子は目を見開き、志野を呼び、指をさしました。

それは、志野の夫・春夫(毎熊克哉)でした。

慌てて駆け寄る志野は、足を滑らせて転んでしまい、顔に泥がついてしまいます。

そんな志野を抱き起した春夫は、「ただいま。志野さん」と優しくほほ笑むのでした。

それから1月が経ちました。

昭和20年12月、年の瀬です。

すず宛てに1通の手紙が届きました。

それは、祖母・イト(宮本信子)かたの手紙です。

1人では、手紙が開けられないすずは、急いでサン(伊藤蘭)に、封を開けてもらうと、中身を読み始めます。

手紙を読んだすずの腕からは、力が抜け、手紙は膝に落ちます。

表情を曇らせたすずを心配して、サンが声をかけ、手紙を見せてもらいます。

「泣いてええよ。我慢せんでええ。ここは、あんたのうちなんじゃけえ、我慢しとったら、おかしゅうなるよ。」

すずは、サンの腕の中で号泣しました。

サンは、円太郎と径子に状況を説明します。

母・キセノ(仙道敦子)は、8月6日から行方知れずになっていました。

妹・すみ(久保田紗友)は、原因不明で寝たきりです。

3人は、何も言わないすずの、本当は帰りたい気持ちを理解します。

何せ、周作も帰ってくる気配もなく、心配事が多いからです。

そこへ、すずが血相を変えてやってきました。

驚く3人に、すずはお願いがあると、話を切り出します。

意を決したように、3人は口々に、すずを応援したり、心配したりするような言葉をかけます。

しかし、そんな3人を見て、きょとんとした顔を見せるすずです。

「何の事ですか?」

「あんたが広島に行く、話じゃろ?」

「行ってええんですか?」

3人は、驚きの顔のまま、「お願い」が、何なのか聞きます。

すずのお願いは、「醬油」が、無くなってしまいそうなので、どこかで手に入らないか情報収集をしてほしいというお願いでした。

肩透かしを食ったような3人ですが、口火を切った円太郎に、サンと径子はジトっとした視線を送ります。

こんなことを言っては最後、すずの広島へ行きたい気持ちを止めることはできません。

径子は、「ええよ。行ってきんさい。」と、すずの背中を押しました。

早速、汽車の切符を手に入れたすずは、祖母・イトの家へと向かいました。

久しぶりの再会に涙を流し、抱き合います。

イトは、無くなったすずの右手を心配します。

そして、すみは奥で寝ているからと、急がせます。

すみは、すずの姿を見ると、嬉しそうにほほ笑み、ゆっくりと体を起こしました。

口では「大丈夫」と言いますが、体調は芳しくないようです。

2人は、色々話始めます。

  • 還ってきた遺骨が石だった兄・要一が、実は生きていないかということ
  • あの日、母・キセノは祭の準備で街にいき、それきりであること
  • 父・十郎とすみで、そこら中探し回ったこと
  • しかし、十郎も、そのあとすぐ倒れてしまい、亡くなってしまったこと
  • 学校の校庭で、まとめて荼毘に付したこと
  • その時の混乱で、すずに父と最期の別れをさせられなかったこと

すずは、そんな混乱の中で、すみに苦労をかけたと、謝ります。

すみは、「はよう来んで、えかったんよ。」と、すずに自分の腕を見せました。

あの真っ白できれいだったすみの腕には、青紫のシミがたくさんできていました。

「治るかねぇ。」と涙を流すすみに、すずは「治らないとおかしい。」と励まします。

「お姉ちゃんは、ええね。ときどき、うらやましゅうなるわ。ときどきよ?代わりたいとは思わんよ。」

「ありゃ。」

2人は、涙を浮かべながら、手を固く結び、ほほ笑みあうのでした。

その夜、すずが不在の北條家には、走って周作が帰ってきました。

「ただいま!」

そんな周作の声に、円太郎・サン・径子は、気まずそうな表情を浮かべます。

すずがいないことに、周作は驚きます。

周作は、食事をとる3人の横でブスくれて体育座りをしています。

径子は、「そがいに、はぶてんでも。」と、窘めますが、周作の表情は晴れません。

「はぶてる」とは、広島弁で「怒る」という意味です。

サンも、すずを1人で行かせたことを怒っているのかと、恐る恐る尋ねますが、違うと言います。

「しょうがないじゃんねえ。いつ帰ってくるんか分からんのじゃし…ねえ?」

「じゃけえ、何も言うとらんじゃろ!」

「顔が文句言うとるじゃろうが!」

「会いたいんじゃ!すずさんに、はよう会いたいんじゃ…。」

そんな周作に、呆気にとられている3人の空気に、周作は今更ながら、自分の発言に照れくささを覚えつつこたつに足を突っ込むと、「飯」とブスくれて言います。

径子は、素っ気なく一言「無い。」と返します。

円太郎は、そんな周作に、そっと自分の芋を半分差し出すのでした。

草津の家では、イト・すず・すみの3人で楽しそうに食事をとっています。

久しぶりの祖母の食事に舌鼓を打ちつつ、「また来る」と言って、その短い滞在時間を終えました。

その時、すずは左手で描いた漫画を渡しました。

帰りの道中、イトは、すずに今の気持ちを吐露します。

ばあちゃんねえ、悔しゅうてね。

戦争終わって、負けたんも悔しいし、自分ばっかり無事じゃったことも悔しい。

キセノのことも、何にも考えんでおった自分のことも、何もかんも悔しい。

悔しゅうて、たまらん。

でも、できることは、生きることだけじゃ。

じゃけえねえ、一生懸命のり作る。

ええのり作る。

そう決めた。

そう言って笑うイトは、すずにエールを送りました。

「負けんさんな。すずちゃん。」

その頃、すずが描いた漫画には、「すみちゃんは最強」と元気なすみの姿が描かれていました。

それを見て、すみは涙を流すのでした。

帰りの道中、すずは江波の実家の前も通りました。

すっかり色あせたキセノへの手紙が貼られています。

その時、人影を感じたすずは、「おかあちゃん!?」と駆け寄ります。

しかし、中を覗くと、そこには幼い兄弟を2人抱えた男の子がいました。

すずの声にびっくりしたその男の子は、兄弟を抱えると「すみません。すみません。」とうつむきます。

すずは、そんな男の子たちに、首を振ります。

その頃、草津の家には、周作の姿が。

すずは、既に帰宅の途についたと説明するイトですが、周作は、「そんな気はしてた。」と笑います。

それでも、すずにとって大事な家族のイトとすみの様子も案じて、やってきたのでした。

イトは、すずはどうかと周作に尋ねます。

「すずさんと一緒に生きていけるんは、えらい幸せじゃあ思うとります。」

そう答える周作を見て、すみは嬉しそうに笑い、早くすずを追いかけるよう促すのでした。

その頃、すずは、いつも絵を描いていた「産業奨励館」の前にやってきました。

産業奨励館は、現在の「原爆ドーム」のことです。

すっかり見る影もなくなった建物に、すずは言葉を失います。

すると、突然「ようこちゃん?」と、声をかけられました。

更には、「きよこさんか?」と、また声をかけられます。

広島の街には、あの日から行方知れずの家族・知人を探す人たちで溢れていました。

すずは、そんな街の中で寂しくなり、思わず呟きます。

「家に戻ったら、周作さん、帰っとったりせんかね。会いたいね。」

そんなすずの背後から、また声をかけられました。

「もしかして、すずさんじゃねえかね?」

「いえ 違いま…えっ?あっ!周作さん!?」

そう言いかけて、すずは驚いて振り向きます。

そこに立っていたのは周作でした。

「うちに帰ったら、すずさんおらんけ…捜しに来た。ええじゃろ?」

すずは、満面の笑みを浮かべ、周作の隣に座りました。

2人は、産業奨励館を見つめながら、話始めます。

「皆、誰か捜しとるのう、この町は。わしも何べんも、誰かと勘違いされた。違うて何か申し訳ない気持ちになるのう。じゃけえって、ついていくなよ?」

「いくらなんでも、それは…」

2人は、久々の再会にはにかみながら話し進めます。

「ここで、わしらは会うたんで?こまい頃に。」

「はい。覚えとります。」

出逢った日の事を思い出します。

「この町も、わしらも、もうあの頃にゃあ戻らん。変わり続けていくんじゃろうけど。ほいでも、わしは、どこにおったって、すずさんを見つけられる自信がある。」

「周作さん…ありがとう。うちを『この世界の片隅に』うちを見つけてくれてありがとう。ほいで…もう離れんで、ずーっと、そばにおってください。」

周作は、すずの手を握り、頷くのでした。

少し時間はさかのぼります。

8月6日、広島に新型爆弾が落とされたあの日、母親と2人でほほ笑み朝食をとる、1人の少女の姿がありました。

少しの飯に大好きなのりを乗せ、ほほ笑みながら茶碗を持ち上げた瞬間、辺りは強烈な閃光に包まれました。

少女は、焼け爛れ、右腕をもがれた母親と、焼け爛れた街を、さまよいます。

ようやく腰を下ろし、少女は母に縋りつきます。

しかし、母親はまもなく息を引き取りました。

少女は母親を抱きしめますが、そのうち焼け野原を歩き始めます。

それから、4か月、少女は帰る家も、頼る人もなくさまよっていました。

駅の待合室には、たくさんの人で溢れていました。

そこで、転がってきたおにぎりを拾うと、転がってきた方角にいた人に返しに行きます。

それは、すずと周作でした。

2人は、拾ってもらったお礼を言うと、落としていない方のおにぎりを少女に私、「食べんさい」と声をかけます。

少女は、驚いて目を見開きますが、小さく頷くと、おにぎりかぶりつき、嬉しそうにほほ笑みました。

「ええ子じゃねぇ。」

すずと周作は、目を細めます。

すると、その少女は、すずの右腕が無いことに気が付き、最期の母の姿と重ね合わせました。

少女は、何気なくすずの隣に座りました。

周作とすずは、話し始めます。

周作の新しい職場は、広島になると言います。

呉から通うには、すこし遠いため、心配するすずです。

そんなすずに周作は言いました。

「すずさん。こっちで所帯、持つか?すみちゃんのこともあるし、お義母さんのことも。」

「ありがとうございます。でも、大丈夫です。広島も心配じゃけど、呉はうちが選んだ場所ですけえ。うちは、呉の北條すずですけえ。」

そんな時、少女はすずの腕にしがみつきました。

「どうしたん?」

「…おかあちゃん。」

周作は、少女の頭を撫で、頬の米粒を取ってあげました。

少女のそんな一言に、すずと周作は、あの日からの広島で生き延びてきた少女のこれまでを悟りました。

「あんた…、この広島でよう生きとってくれんさったね。ありがとう」

2人は顔を見合わせほほ笑むと、少女を見つめました。

帰りの汽車の中、周作は少女を抱きかかえ、すずもそれを包むように立っていました。

呉の駅につき、少女を背負うと、周作は山の話をします。

「ほれ!見い!九つの嶺に守られとる。ほいで、九の嶺、「九嶺」言うんで!右のんが休山、左のんが鉢巻山、その向こうが広島じゃ!ほいで、真ん中のんが灰ヶ峰。あの裾が、わしらのうちじゃ。」

しかし、周作のその少し難しいお話のせいか、周作の背中が暖かくて安心したのか、節子は眠ってしまっていました。

すずと周作が、北條の家に帰りつくと、少女を連れた2人に、円太郎・サン・径子は目を丸くします。

しかし、すぐに全員首筋がかゆくなってきます。

あの日から、風呂に入ることすらままならなかった少女の頭は、シラミだらけになっていました。

ひとまずは、お風呂だと径子は支度にとりかかります。

円太郎も、洋服などを全部大鍋で煮なくてはいけないと笑います。

少女を着替えさせていると、焼け焦げた名札から、かろうじて名前を見つけました。

「節子ちゃん、言うんじゃね。」

節子は、小さく頷きました。

径子は、「売らなくてよかった」と、晴美の洋服をあてがいます。

その晴美に、よく似た背格好の節子を見て、径子は涙ぐむのでした。

その少女が、平成30年8月の広島で佳代(榮倉奈々)浩輔(古舘佑太郎)と一緒にいる節子(香川京子)でした。

それから、節子は、周作とすずの養子になりました。

「ああ…。家が生き返っとる。喜んじょる!」

節子は、愛おしそうに家を見つめます。

「じゃけえ、嬉しい!うちの主人の仕事の都合でね、東京に暮らすことになってしもうたんじゃけど。旦那さんに、北條を継いでもろうたんよ!うちは…ほんまの子じゃないけどようしてもろうた。」

佳代は、すずの櫛を節子に返しました。

それは、節子が、力をくれると佳代に渡していたのです。

しかし、節子は首を横に振ると、佳代に持っているよう促します。

そして、佳代と浩輔を見つめ言いました。

「すずさんのとこへ」

~昭和21年・春~

「お母ちゃん!」

節子は、すずと周作と手をつなぎ、いつもの坂を歩いていました。

径子には、久夫からの手紙が届いていました。

円太郎、春夫、成瀬、周作は、揃って、笑顔で職場へと向かいます。

堂本家の庭先では、姑たちが、笑いながら何やら嫁や婿への不満を言い合う井戸端会議を楽しんでいます。

堂本(塩見三省)は、うるさそうに本を閉じます。

江波の海辺には、水原(村上虹郎)が、生きて帰ってきていました。

「生きるで!」

海に向かって叫びます。

いつものかしましい娘3人+節子は、今日も畑で作業をしています。

春夫が会社からもらってきてくれたクッキーを、こっそり頬張りほほ笑みます。

ようやく平和な日常が戻ってきたことを噛み締めるのでした。

~平成30年8月・広島~

佳代と浩輔・節子は、広島球場にやってきました。

今日は、野球の試合。

カープ広島を応援しに、たくさんの人達が集まっています。

「あ!聞こえる。」

節子は、佳代と浩輔を促し、駆け出します。

スタンド席には、白髪で短髪のおばあちゃんが、黒田選手のユニフォームを着て叫んでいます。

「負けんさんなよ!負けんさんな~広島!」

昭和21年のすずと周作・節子も叫びます。

「負けんさんな~!」

2018年夏ドラマ『この世界の片隅に』最終回・第9話の感想は?

黒猫葵
もう…。

なんか、色々反則です!

この記事書きながらドラマ見てたら、大号泣で、今もボロボロ泣きながら、書いています。

手書きだったら、間違いなく読めません(笑)

頭から、ゆっくり話していきましょうか。

戦争が終わってから、一般の人は、更なる戦いだったんだと、しみじみ感じます。

物がないなりに、戦争中は配給がありましたけど、終わったとたん、放り出された一般人の過酷さをしみじみ感じました。

それでも、少しずつ日常が戻ってきて、空襲警報のならない、安心感に皆が笑っていることで、気持ちが落ち着いてきました。

そして、冒頭の号泣ポイントは、志野の旦那・春夫が帰ってきたことですね。

第1話から、その存在だけは、描かれていた春夫さん。

最終回にして、初登場です!

志野さん、本当によかったねぇと、早速鼻をかむ始末でした。

この後、中々周作も帰って来ず、広島の家族の安否もわからないまま、不安な日々を過ごしていただろうすずの元に、祖母イトからの手紙が届きましたね。

この時に、自分では手紙を開封することができないという所に、右手が無くなってしまったことへの細かい演出の素晴らしさを痛感させられました。

あの日から、お母さんは行方知れずということで、おそらく祭の買い出しで、広島の街に出かけたと思われるお母さんは、爆心地近くで被爆してしまった事がうかがえます。

歴史でも習いましたが、爆心地近くで被爆してしまった人たちは、石段に影だけが残されて、後はすべて蒸発してしまったり、本気で何も残らずという人もいたと考えられています。

そんなあたりにいたのではないかと思います。

そんなお母さんを探して、父と妹は、おそらくとてつもない惨状の街を走り回ったと考えられます。

結果、お父さんは早々に亡くなってしまい、妹も寝たきりになってしまったことに、切なさを感じます。

最終的に、妹・すみが、その後どうなったかについては、描かれていませんが、遠くない未来にその短い生涯を終えている可能性が高そうです。

ラストシーンは、「すずといるのが幸せ」と言った周作の背中を、ほほ笑みながらも切なそうな顔で見送る姿でした。

自分にもあんな伴侶が欲しかったという気持ちが、あの表情だけでビシビシと感じてしまい、切なかったです。

とはいえ、ラストの日常の中で、8月の広島に医療従事者としていったハルさんは、元気に笑っていました。

(髪は抜けてしまったのか、帽子をかぶっていましたが。)

もしかしたら、すみも少しは元気かもしれない。

そんな希望を、はるさんを通して、思い描くこともできました。

ちなみに、水原さんも無事帰還されましたね!

この後、すずと再会することが、あったのか、無かったのか。

無事に帰ってきたことだけでも、耳に入るといいなと思いました。

リンは、やっぱりあの割れたお茶碗で、全てを悟ってくださいという流れだったんですね。

最終回に、一縷の望みをかけてましたが…残念です。

そして、「この世界の片隅に」という言葉も、きちんと回収されていましたね。

というか、すずさん、本当幸せもんですね。

小さい頃に会っていたとはいえ、見合いで結婚した相手に恋をして、相手の家族も、本当の娘・妹のように受け入れてくれて、あんなお姑さん、まぁいないですよね。

ラストの井戸端会議シーンでの、サンのすずへの不満は、多分大したことなくて、「な~んだ。」なんて、いわれていそうですよね。

そして、後半の号泣ポイントは、節子(過去)の登場ですね。

あの節子が、嬉しそうにお茶碗のご飯にのりを乗っけて食べようとした瞬間の大爆発。

大好きなお母さんに手を引かれ、焼け爛れた街をさまよう姿は、爆発のすごさを描いていました。

右手をもがれ、焼け爛れた母親に手を引かれ、何が何やらわからないまま、さまよう姿に、今、思い出しても、悲惨さに涙がこぼれそうになります。

そして、やっとのことで、腰を下ろした母の手から力が抜け、そんな事切れた母親をギュッと抱きしめると、たった1人歩き出し、一度だけ振り返る節子のお芝居に…って打ち込んでるだけで、涙ボロボロです。

このスゴイお芝居の子役は誰?と調べてしまいました。

ちなみに、節子(過去)役は、子役の「浅田芭路」ちゃんです。

最近では、クレラップの可愛いおかっぱ姉妹の妹ちゃんというと、わかりやすいでしょうか。

あの小さなクリクリの瞳で、広島の街を見据える姿は、今後の活躍に期待せざるを得ません。

晴美の服を当ててあげる径子の目に光る涙も、もらい泣きしてしまいそうでした。

そして、この節子こそが、現代パートで、榮倉奈々さんと古館佑太郎さんと共に、広島の街を散策していたマダムだったんですね。

さすがに、すずはもう…と思っていた矢先のサプライズ!

すずさん、めっちゃ元気設定でした!

しかも、カープ女子になってる(笑)

黒田選手のユニフォームお似合いでしたね。

現代のすずさんは、背中のみのご出演でしたが、その背中は、ちょっとイト役・宮本信子さんの背中に見えませんでした?

(いや、多分違う人ですけど。)

全体を通して、淡々と戦時中の日常を描いていくお話でしたが、過酷な戦時中も、笑い合う家族がいて、ご近所さんがいて、無いないなりに、工夫して生きてきた。

戦争が犯した罪は重たいけれど、みんながみんなずっと不幸せな時間だけを過ごしていたわけでは無かったということを訴えたい作品だったと思います。

アニメ映画も、原作も、未体験なのですが、見たいし、読みたいなと思いました。

両方見ている人の中には、不満を抱えている人もいるようですが、私はとても面白いと思いました。

原作・アニメ映画には、幸子と志野がいないみたいなのですが、ドラマオリジナルのあの二人がいてくれて、ドラマの中のすずはよかったと心から思います。

今回、この記事を執筆することで、じっくりこのドラマに浸ることができて、よかったです。

2018年夏ドラマ『この世界の片隅に』最終回・第9話のネット上の反応や評価は?

ドラまる
志野さん、本当に良かったね。(涙)
ラマちゃん
春夫さんが視界に入って、慌てて駆け出した志野が転んでしまって、顔に泥を付けても、嬉しそうな表情は、とても美しかったわ♪

ドラまる
あの周作はいい感じだったね。

すずのことが大好きすぎだよね(笑)

ラマちゃん
膨れて体育座りの姿は、本当にかわいかったわね♪

また一つ方言を知ることができたわ!

ドラまる
ほぼ間違いなく死ぬと思われる作戦に向かっていた水原さんが帰ってきてくれたことは嬉しかったね。
ラマちゃん
どうあっても、死ぬかもしれないと思いながら、戦地に赴いた水原さんが生還して、犠牲になるなってみじんも感じてなかった晴美さんが死んで…。

戦争の恐ろしさを、しみじみと感じる部分でもあったわね。

ドラまる
節子ちゃん役を好演した「浅田芭路」ちゃん。

たった1話の10数分の出演だったのにインパクト大だったね!

ラマちゃん
ラスト10数分は、完全に節子が主役?くらいの存在感だったわね。

ドラまる
すずさん!

御存命だったんだね!

僕も、お墓参りかなって、思ってたよ!

ラマちゃん
しかも、カープ女子!

お元気な設定で、本当によかったわ♪

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まとめ

こちらの記事では、2018年夏ドラマ『この世界の片隅に』第8話のネタバレ有りの感想と第9話のあらすじをご紹介いたしました。

ドラまる
いや~…。

戦争が遠くなった昨今、日本の歴史を知ると言う意味でも、本当にいいドラマだったと思うよ。

ラマちゃん
いずれは、戦争を知る世代が、いなくなってしまうのは、自然の摂理だけど、知らなくていい事ではないと思うの。

むしろ、同じ過ちを犯さないよう知らなくてはいけないこと。

原爆投下後の広島も、きちんと描いたことで、変なクレームをつける視聴者がいないことを祈るわ。

あの恐ろしさを知ることが、平和を維持するために、絶対的に必要な知識だと思う。

「考えたことない。」「知らない。」「関係ない」では、すまされない問題だと思うわ。

「無知こそ一番の罪」だという事を、しみじみ感じさせられたドラマでした。

黒猫葵
戦争の恐ろしい部分と、日常の部分、両方が巧みに描かれていて、もう一度見返したいと思わせてくれる作品でした。

命を賭けて戦ったものが死んで、ただ平穏に暮らしている子どもは死なないみたいなきれいごとではなく、どんな人でも死んでしまう可能性がある。

これが「戦争」なのだと。

感想の部分にも書きましたが、この記事を書いていくことで、通常よりもじっくり作品の世界に浸っていました。

それができて、よかったなと思いました。

「この世界の片隅に」も最終回を迎えまして、今記事を持ちまして、あらすじ記事もラストとなります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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1 個のコメント

  • はじめましてコメント失礼します。
    私にはこのドラマは現代の人が過去の話を聞いて多分こんな感じだったんだろうな戦争ってイメージが最後に思いました。
    戦争よりも昭和の時代はこんなだったんだよって言いたいんだろうけど、暗さや貧しさ、敗北感が感じられなかった。
    戦後の日本ってあんなに明るくなったのはもっともっと後だと思うのでなんか納得いかない感じがしました。
    豪雨の被害にあわれた広島の方々の気持ちを考慮してるのかなぁって感じてしまいました。

    最後のすずだと思られる後姿・・・年齢設定がおかしいですね。あの時代に大人なら生きてたら90歳は超えてるはずなのに若すぎる。

    日テレのドラマSPの北川景子が主演の作品の方はすずの視点で語られ、もっと戦争の残酷さが感じられました。あと、節子と出会うシーンがこっちの方が自然で共に生きていく共感の気持ちが伝わりました。

    私は、原作とアニメは見てません。
    何が正解なのかはあの時代を生きた方にしかわからないと思います。

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