モンテ・クリスト伯|最終回(9話)ネタバレと感想。ラスト結末の考察も

  • この記事を書いた人:黒猫葵
ディーン・フジオカ主演/2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』

2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』第9話が2018年6月14日(木)に放送されましたね。

今日は、最終回ということで、いつもより1時間早い21時スタートの2時間スペシャルです!

ドラまる
ついに、華麗なる復讐が完結するよ!

2時間、呼吸を忘れてしまいそうになること請け合いだね!

ラマちゃん
先週、白目に泡まで吹いて倒れてしまった未蘭の安否も心配…。

そして、華麗なる復讐を終えた真海=暖に、心穏やかな結末がやってくるのかしら。

さ~一緒に物語を追っていきましょうね!

こちらの記事では、2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』第9話(最終回)のネタバレ感想をご紹介いたします。

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2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』最終回(第9話)のネタバレあらすじと感想は?

華麗なる復讐の最終章

モンテ・クリスト・真海(暖)(ディーン・フジオカ)は、机に小刀を突き立てて、昔のことを思い出していました。

バラジから預かった手紙のことを、神楽清(新井浩文)に話したこと。

匿名で、嘘の通報電話をした南条幸男(大倉忠義)が、連行されていく自分を、黙ってみていたこと。

自らの保身のために入間公平(高橋克典)の張り巡らされた罠によって、奴の父である入間貞吉(伊武雅刀)の身代わりとして、ラデル共和国に送られたこと。

そして、そんな絶望の中で出会った父と呼べる、ファリア真海(田中 泯)の言葉、「光の導く方へ進め。」という言葉を思い出し、小刀を研ぎます。

そこへ、守尾信一郎(高杉真宙)が訪ねてきました。

真海(暖)の目の前に現れた信一郎は、憔悴しきった表情を浮かべ、真海(暖)の謝罪に怒りをぶつけます。

信一郎は、真海(暖)から受け取った薬を飲ませたことで、入間未蘭(岸井ゆきの)が昏睡状態であることを、責めます。

しかし、そんな信一郎に、真海(暖)は言います。

「あなたの気持ちはよくわかります。私にも殺したいほど憎い男たちがいます。彼らに苦痛を与えることを夢見て、生き永らえてきた。いずれ、私は、罰を受けるでしょう。」

真海(暖)の言っている意味が理解できない信一郎は困惑の表情を浮かべます。

そんな信一郎に、真海(暖)は、更に言葉を紡ぎます。

「どうか、あなただけは、このむごい世界に足を踏み入れないでください。」

そして、強引に話を打ち切ると、信一郎を帰すよう促すのでした。

信一郎は、執事の土屋慈(三浦誠己)の手で引き離されますが、涙を浮かべ、真海(暖)に言いました。

「俺は…。絶対に許さない。」

信一郎の姿が見えなくなると真海(暖)は呟きます。

「許しなど求めていない。」

入間公平への復讐①

信一郎が、真海(暖)の別荘を訪ねていた頃、妻の入間瑛理奈(山口紗弥加)は、未蘭に毒を盛った人物として、自分を疑う可能性があることから、貞吉に全ての罪を着せるための準備をしていました。

そして、水をたっぷり含ませたタオルを貞吉の口と鼻にあてた瑛理奈は、貞吉の息の根を止めようとします。

しかし、そこへ思いがけず入間が帰ってきました。

何事もなかったかのように、未蘭の容態を聞く瑛理奈に、入間は苛立たしげに、まだICUに入っていることを告げます。

しかし、入間は信一郎の「未蘭さんを殺そうとしている人物がいる。」という言葉に、瑛理奈に疑念を抱いていました。

すると、貞吉は瑛理奈に気づかれないように、入間にアイコンタクトを送ります。

2人で話がしたいと。

入間は、瑛理奈に部屋を出るよう命じ、父・貞吉と二人きりになります。

そして、貞吉は真海(暖)が残していった文字ボードを使って話を始めます。

貞吉は、入間に告げます。

「え・り・な」

その貞吉が伝えてきた事実に、未蘭に毒を盛ったのが瑛理奈であることを悟った入間は、どうするかは自分が決めると言って、部屋をあとにします。

キッチンに立つ瑛理奈に入間は、何も言うことができません。

そこに、瑛人がやってきて、無邪気に入間を遊びに誘いました。

入間は、瑛理奈に厳しい視線を送るのでした。

神楽清への復讐①

どこぞの倉庫に監禁されている神楽は、延々と鳴り響くメトロノームの音の中、気が狂いそうになっていました。

その時、足音が響きます。

誰かが来たと思い、立ち上がり上を見上げると、そこに置かれていたディスプレイの電源が突然入り、ニュースが流れてきました。

神楽エステートの木島議員への収賄疑惑が報道されていたのです。

木島議員は、神楽と会ったことはあるが、金など受け取ったことが無いと、インタビューに答えていました。

そこへ、闇金融の天野満(栁俊太郎)が、手下を連れてやってきました。

椅子に縛り付けられた神楽は、手下たちに手ひどい拷問を受けます。

そんな神楽を上からルービックキューブを手に、真海(暖)は見つめていました。

その拷問の内容は、かつてラデル共和国で真海(暖)が、受けた内容と同じものです。

冷たい視線を神楽に送り続ける真海(暖)の元に、江田愛梨(桜井ユキ)から、連絡がはいります。

それは、南条幸男が、病院から姿を消したという連絡でした。

もちろん、南条すみれ(山本美月)も一緒です。

1人残された明日花のために、愛梨は病室を訪れたのでした。

そして、南条夫妻が姿を消した理由は、ただ一つ、真海(暖)を狙ってことのだと忠告します。

「南条幸男に殺されるのも悪くない。」という真海(暖)に、愛梨は「自分が止める。」と言いますが、真海(暖)は愛梨には負担をかけない事、そして「南条幸男は最後の楽しみにとっておく。」というのでした。

南条夫妻への復讐②

すみれの運転する車で、真海(暖)を探す南条夫妻でしたが、幸男は愛梨からの連絡で、明日花が愛梨と一緒にいることを知ります。

愛梨は、幸男が見殺しにしたショーン・リー一家の生き残りの娘です。

明日花の身を案じ、すみれに戻るよう促す幸男を見て、躊躇うすみれに、幸男は問います。

「怖いか?あいつがもう一度いなくなんのは。」

そして、すみれを振り切ると自らが運転席に座り、車を発進しました。

すみれが病室へ戻ると、明日花は幸男を心配していました。

明日花の無事を確認したすみれは、安堵の表情を浮かべ、幸男は大丈夫だと言い、明日花を安心させました。

そして、愛梨と対峙するすみれです。

すみれは、幸男から話は全部聞いたと愛梨に告げます。

愛梨は、冷たく「自分といると危険かもしれない。」とけん制します。

それでも、すみれは愛梨に、幸男を助けてもらった礼を伝えました。

愛梨は、そんなすみれに、許したわけではない事、すみれの事も不幸にするつもりだったことを話します。

すみれは、「暖は、これからどうするつもり?」と尋ねます。

愛梨は、「暖?そんな人は知りません。」と、冷たく言い放ちます。

それでも、すみれは、幸男を殺そうとした暖に、そんなことする人ではなかったと言います。

愛梨は、すみれに真海(暖)の何がわかるのかと、聞き返します。

自分が家畜のように飼われていた時、真海(暖)に助けられ、「一緒に復讐を楽しもう。」と言われたことを告げます。

愛梨は、本当は苦しんでいるんだろう?と尋ねるすみれに、更に続けました。

「苦しんでるのは、誰のせいよ?真海さんをひどい目に合わせた連中は、死んで当然。あんただって同罪でしょ?あんたがちゃんと待っていれば、真海さんはこんなことしなかった。」

それでも、すみれは、愛梨にお願いをするのでした。

暖と話をさせてほしいと。

入間公平への復讐②

すみれと愛梨が一触即発な頃、真海(暖)は、未蘭のいるICUへ、花を持って訪れていました。

ICUの前で、項垂れる入間に、未蘭は助かっても後遺症が残ることを残念だと、逆なでするように言いました。

「殺されたいのか?」という入間に、真海(暖)は、冷たい笑みを浮かべ言います。

「もう一度、私を殺すんですか?冤罪で。」

そして、真の悪魔に気が付いたことを称賛すると、いい報せがあると、入間に告げました。

神楽の妻であり、入間の昔の愛人神楽留美(稲森いずみ)は、かつて入間が産ませて遺棄した息子・安堂完治(葉山奨之)と逃走中であることを。

その頃、留美と安堂は、東京タワーを訪れていました。

いつか一緒に来ることが夢だったと言いながら、「俺たちに明日はない」のようだと、はしゃぐ留美に、完治は辟易しながらも、穏やかな笑みを浮かべます。

そんな留美の携帯に、入間から電話がかかってきました。

入間は、なぜ安堂といるのかと尋ねると、はっきりと留美は答えます。

「私たちの子どもだから。」

入間は、留美は真海(暖)が自分を苦しめるために留美を利用したのだと言いますが、当の留美は安堂とめぐり合わせてくれた真海(暖)に感謝しているといい、入間に助けてほしいと依頼します。

一度見殺しにした我が子を、今度は助けようと。

南条夫妻への復讐②

愛梨が真海(暖)の別荘に戻ると、幸男が忍び込んでいました。

その姿を見た愛梨は、「やっぱり殺しておけばよかった。」と、

真海(暖)の別荘を家探しした幸男は、自分と神楽、入間について調べた資料を山ほど発見していました。

そんな真海(暖)を嘲笑う幸男に、「そういう風にしたのはあんたたちでしょ?」と、冷たく言い放ちます。

そして、真海(暖)が、今日は戻らない事、最後に幸男に会うために戻ってくる事を告げました。

その頃、真海(暖)は、柴門恵(風吹ジュン)の墓前に立っていました。

そこにやってきたのは、すみれです。

すみれは、寺角類(渋川清彦)が殺され、神楽は行方不明、幸男は自殺未遂と、復讐は、もう充分だろうと、真海(暖)に迫ります。

「よく言われますよね。復讐なんてむなしい。復讐をしても、何も報われないって。でも、それは全部嘘です。殺したいほど憎いものたちが、もがき、苦しむ姿をみることほどの幸せはない。もうすぐ全てが終わります。その時…。私は、最高の幸せを味わうことでしょう。」

すみれは、恵はそんなことを望んでいないと、必死に真海(暖)を止めます。

そんなすみれに、真海(暖)は、復讐を止めてもいいと言い出しました。

その代わり1つだけ条件があると言います。

「私と…。結婚してください。南条幸男も明日花ちゃんも全てを投げ捨てて、私と一緒になってください。2人だけで幸せになりましょう。そうすれば…。私は復讐をやめます。」

そして、返事はすぐでなくてもいい、明日、別荘で晩餐会を開くので、その時に聞かせてほしいというのでした。

真海(暖)は、車に戻ると土屋に明日から休暇を取るよう告げます。

土屋を明日の晩餐会から遠ざけるためでしょう。

土屋は、真海(暖)に、シンガポールに帰るのかと尋ねるます。

真海(暖)は、今度連れて行ってやると、約束しました。

そして、休暇前最後の仕事だと、GPSの所在を告げるタブレットを渡すのでした。

入間への復讐③

入間は、留美と安堂と落ち合っていました。

そして、安堂を救いに来たと言う入間に、安堂は困惑します。

そんな安堂に入間は告げました、安堂は、入間と留美の子どもであることを。

安堂は、母親と関係を持ってしまった事実が受け止めきれず、嘔吐します。

入間は、安堂を海外へ逃がすと言いますが、安堂はそんな入間の言葉を信用しきれません。

しかし、留美は、入間は自分の保身のために、安堂を逃がしてくれるはずだと説得します。

留美は、安堂にあれこれと心配する言葉をかけます。

安堂は、うるさそうにしながらも、穏やかな表情を浮かべ、聞いています。

こうして入間は、安堂を車に乗せて、留美と別れました。

入間は、安堂を船着き場に連れてきました。

そして、留美が安堂を妊娠した時に、すごく喜んだことを聞かせます。

入間も嬉しかったという事を話しました。

留美の妊娠中の楽しかった話、あったかもしれないささやかな幸せな話を聞かせます。

そして、入間は安堂に肘鉄を食らわせました。

そう、元々入間は安堂を逃がすつもりなんてなかったのです。

警棒で安堂を殴ると、近くに穴を掘ります。

虫の息の安堂は、入間に留美から渡されたお守りのブレスレットを託します。

「母さんに渡してくれ。」と。

入間は、ブレスレットを取り去ると、安堂を穴に落とし、埋めるのでした。

入間が立ち去ったのを確認すると、やってきたのは土屋です。

あのGPSは、安堂に取り付けられたものでした。

土屋は、安堂に必死に「生きろ」と呼びかけ、掘り起こすのでした。

南条夫妻への復讐③

真海(暖)の別荘では、幸男がワインを飲んだくれていました。

幸男を監視している愛梨に、幸男は飲まないのかと尋ねます。

愛梨は、お酒なんて飲んだことがない、ずっと「家畜だったから。」と自嘲気味に笑います。

幸男は、愛梨に、なぜ自分を助けたのかと尋ねます。

愛梨は、「今からでも遅くない。」と返します。

幸男は、自分は全てを失った、もうどうなってもいいとやけくそ気味に言います。

今度は、愛梨が幸男に尋ねました。

真海(暖)に会って、どうするつもりなのかと。

幸男は、初めて暖と会った時のことを、愛梨に聞かせます。

すみれは、暖の事を好きになるという事が、直感的に分かったと言います。

そして、暖にはずっと勝てなかったと。

愛梨は、幸男がすみれを真海(暖)に返して、死ぬつもりではないかと言い、

「死ぬなら勝手に死んで。余計なことしないで。」

と、新しいワインを差し出しました。

そのワインを飲んだ幸男が、立ち上がると、突然膝を床につきました。

「飲み過ぎじゃないですか?」と笑いながら愛梨は言いました、「安心しないでって言ったでしょ?」と。

すみれは、明日花の寝顔を見つめ、真海(暖)の言葉を思い出すのでした。

神楽清への復讐②

相変わらず神楽は、メトロノームの音が響く倉庫に監禁されていました。

すると、メトロノームを映し出していたディスプレイが、またもニュースに切り替わります。

そこには、神楽清の焼死体が発見されたというニュースです。

自分が死んだことにされているニュースを見た神楽は、扉をたたき、助けを乞います。

そこへ、近づく足音が聞こえました。

隙間から見えたのは、真海(暖)が食事をする姿でした。

神楽は、真海(暖)に、必死に助けを乞います。

そんな神楽に、平然と真海(暖)は語ります。

「知ってますよ。喋るのもつらいですよね。空腹ほど、辛いものはない。餓死ほど恐ろしいことはないです。私も…私の母も、それを嫌というほど経験しました。」

自分は何もしていないという神楽に、そんなことは知っていると返します。

「あなたは、柴門暖を逮捕させる策を考えただけで、通報したのは南条幸男だ。柴門恵が住んでいた土地を奪うために、彼女を孤立させ、餓死に追い込んだ実行犯は寺角類。」

それを肯定し、自分は暖に対して悪いことは、何一つしていないと言います。

「それが一番悪質なんだよ。人を使って邪魔な人間を潰しておきながら、自分は罪の意識さえ感じることなく、後悔や、罪悪感から逃れて平然と生きる。自分の手は、一切汚さない。それが最も残酷だ。だから、私の復讐も全て他人任せです。一番残酷な方法を選びました。カグ兄に教えてもらった方法を。」

食事の大半を残し、片付けるよう告げて席を立つ真海(暖)に、神楽は残っているならよこせと懇願します。

そんな神楽に、真海(暖)は言いました。

「あなたも残してましたよね?いや、一口も食べていなかったですよね?留美さんの手料理。」

真海(暖)の冷たいまなざしに、必死に謝る神楽に、真海は告げます。

「安心してください。そう簡単には殺しませんよ。」

暖が立ち去ると、闇金融の天野と、その手下がやってきて食事を持ってきました、受け取ろうとする神楽に、天野は金を払えと言います。

神楽が眠っていたマットレスの中に、天野が融資した金が敷き詰められていました。

そこから1枚抜くと、天野に渡しますが、天野は、値段は、真海さんから厳しく言いつかっているからと言い、パンとスープのセットで1000万だと言います。

その値段が不服ならばと帰ろうとする天野に、神楽は頭を下げるのでした。

入間への復讐④

その頃、安堂と別れた留美は、教会で安堂と撮った写真を見つめていました。

そこに入間がやってきて、安堂は静岡から船に乗ったと嘘をつきました。

留美は、安堂の最後の言葉を尋ねると、入間は預かったブレスレットを渡し、感謝していたと告げると、その場を後にしようとします。

ブレスレットを受け取った留美は、入間の嘘に気が付きました。

そんな留美を突き放すと、入間は教会をあとにしました。

瑛理奈は、ご機嫌で目玉焼きを焼いていると、メールが届きました。

そのメールを見た途端に、貞吉の部屋を振り返ると、表情が一変するのでした。

教会の通路に座り込み、絶望の淵にいた留美のもとには、真海(暖)がやってきて手を差し伸べました。

留美は、その手を取ると、真海(暖)にお礼を言いました。

真海(暖)は、今回の計画には、いくつかの誤算があったことを告げます。

そのうちの一つが留美だといい、留美の持つ強さと、母としての愛情に、敬意を表した真海(暖)は、感謝の印だと、封筒を渡し、「神の裁きを。」といい、立ち去りました。

封筒の中身を見た留美は、真海(暖)の背中に、言いました。

「神様…ありがとう。」と。

自宅に戻った入間は、支度をして仕事に向かおうとすると、瑛理奈が鬼のような形相で、尋ねました。

「公平さん。隠し子いるの?」

そして、送られてきたメールを見せました。

「入間公平と神楽留美には、安堂完治という22歳の隠し子がいます。」

瑛理奈は、公平を責め立てます。

そんな瑛理奈に、ついに公平は言いました。

「そうだよな。未蘭を殺しても、また遺産が減ることになるもんな。」

思いがけない入間の返しに、瑛理奈は困惑します。

入間は、未蘭に毒を飲ませたのも、未蘭の元婚約者・出口を殺したのも、前妻を殺したのも瑛理奈だと指摘する入間の言葉を否定する瑛理奈を、更に大声で怒鳴りつけました。

そして、慰謝料を払ってやるので、瑛人を置いて、この家から出て行けと言い捨てました。

絶望した瑛理奈は、貞吉の部屋に置いていた毒を持ち去りました。

仕事に向かった入間は、ラデル共和国の大使館にアポイントを取るよう命じます。

しかし、そこで寺角類殺害の事件についての、記者会見が始まり、安堂完治の公開捜査が始まったことを告げました。

そこへ、留美が乱入し、安堂完治が静岡の病院に入院していることを告げました。

ざわつく記者会見所で、留美は自分が安堂完治の母親であることを告げ、父親は警視庁刑事部長入間公平だと、DNA鑑定書を高らか掲げ宣言したのです。

留美は、22年前に安堂を遺棄したことも暴露するのでした。

病室の安堂には、土屋が見守り続けています。

安堂は、土屋によって救出され、一命をとりとめていたのでした。

狼狽した入間は、逃げるように自宅へ戻り、瑛理奈に荷物をまとめるよう指示します。

入間は、

「どこで間違えた。俺は、ただ、幸せになりたかっただけだ。立派な人間になりたかっただけだ。入間貞吉のようなずるい人間だけにはなりたくなかった!」

と、叫びます。

瑛理奈は、そんな入間を懸命になだめると、入間は瑛理奈に、一緒に逃げてほしいと告げます。

その言葉に喜んだ瑛理奈は、「もう遅い。」と言います。

瑛理奈は、あの毒を飲んでいたのです。

瑛理奈の様子に、瑛人を案じた入間は、貞吉の部屋を開けます。

そこには、貞吉と話す、真海(暖)の姿がありました。

怒りに震える入間に、真海(暖)は尋ねました。

昔、貞吉の代わりに暖を差し出したのは、貞吉を守るためか、自分を守るためかと。

貞吉は、「すべてわたしのせいだ。」と言います。

入間を追い詰めた真海(暖)は、もうすぐ警察がくると、追い込みをかけます。

絶望に気が触れてしまった入間は、庭を掘り出します。

そんな入間を見つめ、真海(暖)は、貞吉に語り掛けます。

「私も何度も思いました。死んだ方がましだと。」

貞吉は、アイコンタクトで真海(暖)に帰るよう告げました。

その姿を、瑛人は睨みつけるように見つめていました。

信一郎と未蘭に起きた奇跡

ICUの前には、憔悴しきった信一郎の姿がありました。

突如、慌ただしくなるICUに、不安が煽られています。

信一郎は、これまでの未蘭との思い出、そして薬を飲んで倒れた未蘭の姿を思い出し、頭を抱えます。

すると中から出てきた人物が優しく呼びかけます。

「信一郎さん。もう大丈夫です。」

未蘭でした。

信一郎は、涙を浮かべ未蘭を抱きしめると、怪しげな薬を飲ませてしまったことを詫びます。

しかし、未蘭は、首を振ります。

「違うんです。信一郎さんと真海さんが、私を守ってくれたんです。」

そして、医師も言いました、真海(暖)から相談を受けて、未蘭を守るために、病院に搬送されたら、面会謝絶にしてほしいと頼まれたと。

医師は、入間が未蘭の件を警察に届けようとしなかったので、真海(暖)に協力したのでした。

真海(暖)が、信一郎に渡した薬は、解毒剤と昇圧剤という血圧を一時的に上昇させる薬が混合したものだったといいます。

そして、真海(暖)は、未蘭に会いに来て、謝ってくれたと言います。

「一時的にとはいえ、信一郎さんと未蘭さんを苦しめてしまったことは、心からお詫びします。そして、これから先も。」

医師は、真海(暖)から預かったという封筒を渡しました。

中には、イタリア語で、「Attendere e sperare」と書かれていました。

そして、真海(暖)が、昔から信一郎の事を知っていたことが告げられると、メッセージカードの署名から、父・守尾英一郎(木下ほうか)の死の際に、置いてあった小切手の署名を思い出しました。

そして、その小切手は、助けた男に貸した上着に入っていたこと。

更には、子どもの頃、とてもかわいがってくれていた柴門暖のことを。

「暖ちゃん…。」

信一郎は、かつて兄のように慕っていた人の名前を呟くのでした。

華麗なる復讐の最終章

真海(暖)が、別荘へ戻ると、愛梨が幸男を結束バンドで、拘束していました。

土屋に渡してほしいものがあるから、今すぐに言ってくれと告げます。

真海(暖)と幸男を2人にすることに、躊躇いを見せる愛梨でしたが、真海(暖)から、また命令に従わない気かと言われ、渋々別荘を後にします。

神楽は、突然袋をかぶせられると、どこかへ連れ出されます。

そんな神楽を見送る闇金融の天野は、神楽の秘書・牛山(久保田悠来)に、この計画に手を貸したのは、留美に惚れていたからかと尋ねます。

牛山は、留美を助けたかっただけだと言います。

天野は闇金融の人間ではなく、真海(暖)の個人資産管理を行う、ただの金貸しでした。

土屋のいる安堂の病室を訪れた愛梨は、土屋に真海から託された封筒を渡しました。

封筒の中身は、シンガポール行きの航空券でした。

真海(暖)の別荘に、すみれがやってきました。

そこには、幸男と、神楽の姿がありました。

そして、床に散らばったポリタンクと床一面に撒かれたガソリンが視界に飛び込んできます。

幸男は、暖は、自分たちを道連れに死ぬつもりだから、逃げろとすみれに叫びました。

すみれは、席に着きました。

そして、暖に、ばかげたことはやめるよう説得します。

しかし、宴はこれからだという暖は、余興と言って、1本のビデオを再生しました。

それは、暖がすみれにプロポーズをした際に、撮影したビデオでした。

「愛は勝つ」にのせて、笑うすみれがいました。

笑う幸男がいました。

笑う神楽がいました。

そして、笑う暖がいました。

そんな暖を見て、真海は「頭の悪そうな男」「騙されるのが目に見える。」と自虐的に笑います。

しかし、「でも本当に幸せそうだ。」と、呟きました。

「神楽さん。柴門暖が船長に決まった時、彼を祝福した言葉は嘘だったんですか?」

神楽は、これを肯定し、最初から目障りだったと毒づきます。

「南条さん。柴門暖が警察に連れていかれた時、あなた一体どんな気持ちでした?」

幸男は、焦りはしたが、すみれを取り戻せると思い、ほっとしたと返します。

神楽は、15年も前の事なんか知るかと、反発します。

幸男も、やけくそ気味に、好きにしと言います。

それでも、すみれは関係ないから助けてくれと懇願します。

すみれは、立ち上がり、もう復讐は終わりだと言いました。

暖は、それはすみれ次第だと言ったはずだと返します。

それは、恵の墓の前ですみれに告げたことです。

『すみれが何もかも捨てて、暖と結婚すること。』

暖は、改めてすみれに言いました。

「すみれさん。あなたを必ず幸せにします。私と結婚してください。」

すみれは、暖に歩み寄ると、涙を浮かべ答えました。

「はい。私は、真海さんと結婚します。」

そのすみれの言葉に、真海(暖)は、一瞬笑みを浮かべますが、すみれの涙に、その表情は曇りました。

「万歳…。」

真海(暖)は、あの日見たすみれのウエディングドレス姿を見て、言った言葉を口に出します。

「やっぱり、最後に愛は勝つんだ。」

そう告げた真海は、神楽と幸男の結束バンドを切ると、告げました。

「これで、私の計画は全て終わりです。どうぞお引き取りください。」

すぐさま逃げ出す神楽に、すみれを連れて別荘を後にする幸男。

別荘に1人残された真海は、マッチに火をつけると、ここまでの復讐を思い出していました。

「ああ…楽しかった…。」

そう呟くと、マッチをガソリンの水たまりに落としました。

一気に燃え広がるリビングに、すみれが飛び込んできます。

必死にすみれを止める幸男は、すみれを神楽に託すと火の海の中に飛び込んでいきます。

愛梨と土屋もバイクで、駆け付けていました。

眼前には、別荘のある辺りに火柱が上がっているのが見えるのでした。

華麗なる復讐のその後

すみれは、明日花を連れて、恵の墓参りに来ていました。

明日花は、恵の墓前に、一枚の絵を供えました。

それは、真海が空に帰っていく絵だと言います。

すみれは、

「あの人は、海から来て、空に帰ったの。」

と言いました。

連日ワイドショーでは、モンテ・クリスト・真海=柴門暖による復讐劇をセンセーショナルに報じていました。

そのニュースを見つめる留美のもとに、土屋がやってきて言いました。

安堂が目を覚ましたと。

留美は慌てて病室へ戻ります。

ワイドショーでは、柴門暖の遺体の捜索を続けているという情報が流れます。

土屋は、真海を思い、深く頭を下げました。

取り調べを受ける神楽は、火事の現場で起こった事実を、取調室で話しています。

しかし、相変わらず自分の事しか考えていない発言を繰り返していました。

俳優の命ともいえる顔に大きなやけどを負った幸男も、取り調べを受けています。

こちらも、自分のしたことは棚に上げて、周囲を不幸にして勝手に死んだと供述しています。

信一郎の耳にも、このニュースは入っていると思います。

神妙な面持ちで釣りをする信一郎のもとに、未蘭がやってきました。

入間は、医療刑務所に入ったことを、報告しました。

そして、海を見つめ、呟きました。

「人間って悲しいですね。」

信一郎は、真海の残したメッセージカードを見せ、未蘭に言いました。

『Attendere e sperare』=『待て、しかして希望せよ』という、真海の残した言葉を反芻していました。

海に向かって、信一郎は呟きます。

「暖ちゃん…。」

あの故郷の海辺を歩く、1人の男がいました。

それに歩み寄る、1人の女がいました。

波止場に立った、男の横顔は、逆光の影となり…。

~完~

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2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』最終回(第9話)の感想とラストシーンの考察!

原作とは、ラストを少し変えてきましたね。

原作なら、幸男は死んでいますし、神楽ももっと絶望を感じているはずです。

何というか、この結末の神楽の態度には、正直納得がいかないところでもあります。

そして、完全にとばっちりで死んでしまった出口さんの不憫さが際立ってしまいました。

この人死んで、何も反省してない神楽が生きているんだもんなぁと。

心穏やかなラストとはいきませんでしたし、真海(暖)は、本当に「楽しかった」のかなという思いもあります。

しかしながら、最終回にして、真海=暖であることに気が付いた信一郎に、やっと気が付いたかぁと嬉しくなりましたね。

とはいえ、最後の最後に反目したまま、会えなくなってしまったことを、後悔するのかもしれません。

あと気になっているのは、貞吉はその後どうなったんですかね?

この復讐劇の元凶と言えば元凶で、でも蚊帳の外と言えば蚊帳の外でした。

ラストで、一切触れられなさすぎて、ズッコケてしまいそうになりました。

そして、真海(暖)睨みつける瑛人の表情にも、ぐっと来てしまいました。

その後、どうなったのかそれも触れられていませんでしたね。

しかし、あの火の海の中、幸男・神楽・すみれの目をかいくぐって、真海(暖)は、どうやって脱出したんですかね~。

私の中で、ずっと真海と暖は共存していたのですが、あの晩餐会の一瞬、真海は暖に戻っていたと思います。

でも、すみれから「結婚します。」と言われた時の表情を見て、悲しい表情を浮かべたあたりから、また真海の影が見え始め、マッチを落とした瞬間、暖は死んだように思いました。

ラストシーンで海辺を歩き、波止場に立った逆光で顔の見えなかった男は、真海だと信じています。

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2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』最終回(第9話)のネット上の反応や評価は?

確かに少し、もやっとしましたね。

いや、その発想はありませんでした。

そう思うと、あの最低発言に意味が出てきて、またもやっとしてしまいますね。

この心配するところの目の付け所がシャープだなと思いました(笑)

この意見を見て、すみれが自分との結婚を選ぶという事は、イコール幸男の命を助けたいと願うことと同義になるのかということに気が付きました。

そうか。そうすると笑顔からの絶望の表情が腑におちました。

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まとめ

こちらの記事では、2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』第9話(最終回)のネタバレ有りの感想をご紹介いたしました。

ドラまる
遂に、終わっちゃったね。

真海(暖)は全ての計画を終えて、「楽しかった。」とつぶやいているけれど、本当にそうだったのかな。

そして、ラストシーン、真海(暖)は生きていたのかな?

ラマちゃん
そこは、見ている人の想像に任せましょう。

でも、私は、あの火の海の中を逃げて、罪の呵責から、神楽と幸男が死んだといって逃がしたのかもしれないということにしておきたいと思うわ。

最後の最後は視聴者の想像にお任せタイプの結末でしたね。

あの海辺を歩いていたところから、生きているとするのか。

はたまた、お墓自体は全然うつさなかった辺り、暖と恵のお墓が並んでいるのか。

そうすると最後の逆光は、天国なのではないかと、色々想像できます。

未蘭の最後のセリフ「人間って悲しい。」

この一言に、全てが詰まっている気がしますね。

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2 件のコメント

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