リバース結末ネタバレ解説と感想!ドラマ最終回ラストも考察!

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  • この記事を書いた人:Ryota

藤原竜也さんを主演に迎えて2017年春に放送されるTBSドラマ『リバース』。

こちらの記事では湊かなえさん原作小説『リバース』の結末をネタバレを含みつつ解説し、感想やドラマの最終回予想もお伝えします!

「結末を絶対に知りたくない!」

「あらすじだけ知りたい!」

という方は以下の記事をご覧ください。

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『リバース』結末ネタバレ解説

この物語は基本的に『深瀬和久は人殺しだ』という手紙を送って来た犯人は誰なのかというのが焦点になってきます。

ずばり結論から申し上げますと、深瀬に手紙を送りつけたのは美穂子のストーカーです。なので、この手紙自体には特に深い意味などなく、単なる嫌がらせでしかありませんでした。

クローバー・コーヒーの奥さんがそのストーカーに彼の名前を教えてしまったのが原因で、最初に美穂子が手紙のことを深瀬に伝えた時に、グリムパンで度々あったというストーカーのことにもしっかり言及しています。

しかし、その単なる嫌がらせの手紙に過剰に反応してしまった深瀬が美穂子に真実を話したことによって、彼女に火をつけてしまったという訳なんですね。

その後、浅見の車に、谷原の会社に、そして村井の父親の選挙事務所にそれぞれ手紙を送り付けたのは美穂子です。

彼女の当初の目的は単純に広沢という人間をもっと知りたいというものでしたが、4人が隠していた秘密を知ったことによってそれが復讐心に変わったのでしょう。

しかし、何も4人を殺したかったとかそういう訳ではなく、単に思い知らせたかっただけなのだとは思いますが、谷原の軽率な行動が原因で衝動的に彼を線路へと突き落とすという行為にまで発展してしまうのです。

そして谷原の事件をきっかけに深瀬が広沢を知る旅へと出掛ける訳ですが、ここでタイトルの『リバース』という言葉が意味を成してきます。

『リバース』を英語で表記すると…“reverse(逆、反転)”もしくは“rebirth(再生、復活)”ですね。この物語にはどちらの意味も込められているのだと思います。

広沢を知るために彼の過去へと遡る(reverse)こと。彼のことを記したノートによって広沢という人間を再生(rebirth)するということ。

そして深瀬と美穂子自身、もしくはその関係性を再生(rebirth)ということも当てはまるのではないでしょうか。

さらには物語の最後に思いっきりひっくり返される(reverse)物語の焦点のことも表しているのだと思います。

手紙の送り主を見つけることが目的だったのが、最後の最後で広沢を殺したのは本当は誰だったんだという点に大きく反転(reverse)するのです。

そもそも、深瀬が広沢を知る旅に出たきっかっけとなったのが谷原の事件。(もしそれがなかったら深瀬の性格上ここまでには至っていなそうなので)

ということはそのきっかけを作ったのは美穂子であり、美穂子が4人に出会うきっかけとなったのが広沢の死であり、広沢の死の原因となったのが深瀬がコーヒーに入れた蕎麦の蜂蜜だったというっことになります。

つまりこの物語は大きな円環構造になっていて、広沢の死を出発点とし、到着した先がまた広沢の死だったのです。

前に進んでいたつもりが実は逆行していたという物語全体の流れ中に見られる“reverse”という意味もおそらく込められているのかもしれません。

『リバース』の感想

この物語を読み終えた方の誰もが、ラストで「えっ?!」と思わず息を呑んだのではないでしょうか。

読者としては、そもそも広沢の死に何か原因があるなどとは露ほどにも思っていないのです。途中で村山が谷原と浅見を疑う素振りは見せますが、読んでいる側からすると「またまた~」程度にしか思わないはず。

そこであのラストですから…もう鳥肌が立ちますよね。でも決して突拍子のないものではなくて、結構ヒントになるものが隠されていたりするんです。

広沢が水蕎麦屋でなくカレーを食べに行ったことはもちろんそうですが、この時点で名物が蕎麦であるということが強調されています。

そして道の駅で蜂蜜が(ジャムとは違って)一種類しか売っておらず、しかも明らかに手作りといった感じだったこと。

さらには深瀬が広沢家を訪れた時に蕎麦が振る舞われたのですが、母親が「あなた、お蕎麦大丈夫?」とわざわざ確認していて、食卓に並んだ蕎麦を見て父親が「珍しいな」と言ったこと。

あとは深瀬自身のアルコール・アレルギーのエピソードもそうですね。もう一度読み返すと分かることも多いんですが、いきなり読んでこのラストに辿り着けた人っておそらくいないんじゃないかと思います。

著者の湊かなえさんがいかに細心の注意を払ってプロットを組み立て、なおかつさりげなーく伏線を張っているかが良く分かりますね。

さらにこの作品がすごいのはこういったミステリ性の高さだけでなく、中心にあるのが人間ドラマであるということだと思います。

冴えない地味な男・深瀬が色々な出会いを通じてどう変わっていくのかということや、他のメンバー(浅見・谷原・村井)が広沢の死から何を受け取ったのか(もしくは受け取らなかったか)といったこともこの物語の見所です。

また、少ししか登場しないにも関わらず強烈なインパクトを残した古川やあおいといったキャラクターは、女性ならでは繊細な目線が活かされているのだと思います。

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2017春ドラマ『リバース』最終回ラスト予想!

さて、そんな『リバース』がドラマ化されるわけですが、まずは原作との違いについて迫っていきましょう。

【原作との相違点】
・広沢(小池徹平)の死の時期が違う(原作:3年前、ドラマ:10年前)
・広沢が亡くなったのがスノボ旅行中の事故死という点
・広沢の母が事故を疑っている
・原作には出てこないキャラクターがいる(谷原明日香、小笠原俊雄)

まず大きく違うのが広沢の死。時期も違えばおそらく死因も違いそうです(白骨遺体となって発見された)。

そして事故ではないのではと疑う広沢の母(片平なぎさ)と、事件性を主張して僻地へ飛ばされた小笠原(武田鉄矢)という存在も全く原作にはない展開です。

その小笠原が警察を退職し、フリーのジャーナリストとなって未だにこの事件を追っているのだそう。

このことから、故意にしても意図があったにしても広沢に死をもたらした要因が何かしらあったという設定なのではと推測できますね。

例えば、谷原明日香(門脇麦)というドラマオリジナルのキャラクターの存在です。

村井(三浦貴大)の妹で、現在は谷原(市原隼人)と結婚しており、10年前のスノボ旅行にも一緒に付いてきていて、なおかつ広沢に恋をしていた設定だそう。

もし谷原が当時から明日香に恋していたとしたら、そこに広沢の死を望む動機が生まれることになりますよね。

しかし、届いた告発文は「深瀬和久(藤原竜也)は人殺し」だというもの。この告発文が他のメンバーにも届くのかどうかで大きくこの物語が変わってくると思います。

そもそも広沢の死から10年後という設定だと、美穂子が4人に接触するには遅すぎると思うんです。おそらく美穂子のエピソードが原作とは異なり、単なる深瀬の恋人という設定だからこそ、小笠原というキャラクターを登場させているのかもしれません。

以上の点を踏まえての最終回予想ですが、このドラマが原作の結末後も描いているということから最後はやはり広沢の両親に真実を話すということになると思います。

おそらくゼミのメンバー(谷原明日香を含め)全員に何らかの闇があり、全員に広沢を殺す動機があったという展開になるのではないでしょうか。

原作では浅見や谷原、村井などの内面にまで迫るものではないので、ドラマでは一人一人の葛藤を描き、それぞれが広沢を殺したのは自分なのかもしれないという葛藤を抱えながら生きている所を映し出していくなんて展開が予想できますよね。

そのキーパーソンが小笠原という存在で、彼がそれぞれの人物の闇を抉り出すことで、小笠原自身の中にある何らかの闇の存在も明らかになっていきそうです。

しかし、最終的な着地点としては原作同様に深瀬が広沢の死の要因を生み出していたという所に落ち着くのではないでしょうか。

そして彼が両親に真実を話し、全ての赦しを受け、それによって深瀬和久という人間が“再生(rebirth)”を果たしていくというのが最終回で描かれることなのかもしれません。

全てをさらけ出した深瀬の傍らには、美穂子や新たな絆で結ばれた仲間たちがおり、今までとは全く違った新たな人間として生まれ変わった彼らの姿が見れたら、ドラマの結末としては最高なのではないでしょうか。

関連記事:リバース感想とネタバレまとめ!ドラマ1話から最終回まで更新中

まとめ

『リバース』は豪華なキャスト陣にも注目が集まっています。何といっても藤原竜也さんが深瀬を演じるというのが非常にインパクトがありますよね。

これまで個性的でクセの強いキャラクターを演じるというイメージが強かったのに、深瀬のような地味で取り立てて特徴もない男を演じるとは…。一体どういう風に深瀬という人間を表現してくれるのか本当に注目です!

また、明るくリーダー的な存在の谷原には市原隼人さんはベストなキャスティングですし、クローバー・コーヒーの奥さんがYOUさんていうのもまた絶妙ですね~。原作でも深瀬の良き相談相手という存在ですから、彼女のほんわかした雰囲気がピッタリだと思います。

そしてやはり武田鉄矢さんにも注目したいですね。小笠原というのはオリジナルキャラなので詳細はまだ不明ですが、プロフィールだけを見ていると武田さんが演じた『白夜行』(2006)の笹垣という刑事役(後に探偵)が思い出されるんです。

あの時の武田鉄矢さんの怪演は本当に素晴らしかったので、今回も『白夜行』のようなある種狂気に憑りつかれたような雰囲気を醸し出してくれたら…という願望も含め、今からドラマが楽しみで仕方ありません!

ドラマ『リバース』の感想とネタバレはこちら

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