嵐・相葉雅紀さん主演で話題2017年春の月9ドラマ『貴族探偵』。
月9の30周年にふさわしい豪華キャストが集結し話題となっている『貴族探偵』の最終回ネタバレを原作から予想し、ドラマと原作のラスト・結末の違いについてもまとめていきます!
なお、各話の感想とネタバレは以下の記事にまとめていますので、是非ご覧ください!
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2017春ドラマ『貴族探偵』ドラマ改変予想
原作の『貴族探偵』(全5話)と『貴族探偵対女探偵』(全5話)を合わせた形で展開されるドラマ『貴族探偵』ですが、まずは原作との違いについて見ていきましょう。
【月9ドラマと原作との相違点】
・高徳愛香(武井咲)が毎回登場する(原作では『貴族探偵対女探偵』のみ)
・鼻形刑事(生瀬勝久)は原作にはないキャラクターで、愛香と協力して捜査に当たる
・愛香の師匠(井川遥)が女性(原作では男性)
・原作の師匠は癌で亡くなったが、ドラマでは死因が別にある模様
基本的には原作同様3人のメイド(山本、田中、佐藤)が事件を解決するというスタイルで変わりないとは思いますが、ドラマと原作小説で最も大きく異なる要素は最初から女探偵・高徳愛香(武井咲)が登場するということです。
貴族探偵が事件に遭遇するパターンは、偶然居合わせるか、もしくは押しかけてきて強引に捜査に参加する、の2種類。
一方の愛香は、偶然居合わせる、もしくは依頼されるという2パターンです。
貴族探偵が依頼されて動くというパターンはおそらくドラマでも有り得ないと思いますので、ドラマの展開予想として以下の3パターンが予想されます。
①最初から現場に貴族探偵がいる ⇒ 事件発生 ⇒ 愛香が依頼されて登場
②最初から現場に愛香がいる ⇒ 事件発生 ⇒ 貴族探偵が勝手に押しかけてくる
③貴族探偵と愛香が偶然出会う ⇒ 事件発生 ⇒ 捜査開始(別々に)
『貴族探偵対女探偵』の5話分は大きく改変することなくドラマでも通用するとは思いますが、原作『貴族探偵』の方は愛香が一切登場しないので、何らかの手を加えないといけません。
原作小説 第1話『ウィーンの森の物語』は、愛香が最初から登場するという展開は考え難いので、後々依頼されて登場するというパターンか、もしくは第二の被害者となった旗手真佐子の友人か何かでそちらの事件にのみ登場するということが考えられます。
原作小説 第2話『トリッチ・トラッチ・ポルカ』は被害者の夫かもしくは容疑者の浜村から依頼を受けるという形で参加するのが自然。
原作小説 第3話『こうもり』の場合は、紀子と絵美の友人として愛香も旅行に参加するというパターンが考えられますが、これだと簡単に替え玉を見破ってしまいそうなので、依頼されて後から合流するしか難しいかなとは思います。
原作小説 第4話『加速度円舞曲』は依頼されるというパターンが考え難いので、美咲の友人として車に同乗していた、もしくは美咲というキャラをそのまま愛香に置き換えるというのも一つの手でしょう。
原作小説 第5話『春の声』も同様に依頼されるパターンが難しいので、弥生の友人として既に桜川家に招かれているか、もしくは皐月を愛香に置き換えるというパターンが考えられますね。
ちなみに原作小説のあらすじは以下の記事にまとめています。
また、物語の性質として都内近郊という舞台が少ない(ほとんどが地方の山奥など)ために、原作では常に違った顔ぶれの刑事が登場するのですが、生瀬勝久さん演じる鼻形刑事が毎回登場しそうだということは、舞台設定も大きく改変されることが予想されます。
オフィシャルサイトによると、愛香と鼻形刑事は貴族探偵を出し抜くために協力するのだそう。『TRICK』シリーズ(テレビ朝日系)の警部補・矢部謙三のようにインパクトのあるキャラクターを見せてくれるのか…この辺りも注目のポイントですね!
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2017春ドラマ『貴族探偵』最終回ネタバレ予想!
さて、それでは『貴族探偵』の最終回ラストはどう締め括るのかについて迫っていきましょう。
改変予想では敢えて触れませんでしたが、鍵を握るのは愛香(武井咲)の師匠・喜多見切子(井川遥)で間違いないと思います。
原作では男性の師匠(癌で亡くなった)で、数々の格言を愛香が思い出すことはあっても特に物語に登場することのなかったキャラクターですが、ドラマではこの辺りでオリジナル要素を出してきそうです。
原作小説『貴族探偵』と『貴族探偵対女探偵』のラストネタバレが気になる方は以下2つの記事もご覧ください。
おそらく流れとしては、基本的に1話完結ものでありながらも、ある大きな謎が各話ごとに少しずつ明らかになり最終回につながっていくというものになっていくのではないでしょうか。
その“大きな謎”とは、ずばり「師匠の死の原因とは何か?」ということだと思います。
どうやら、喜多見切子は過去に貴族探偵との推理対決に敗れ、その後謎の死を遂げたのだとか。おそらく愛香は様々に巻き起こる事件に挑みながらも、空いた時間にこのことを調べ続けているのでしょう。
そして師匠の死に貴族探偵が何らかの形で関わっていることを突き止めた愛香が、ラストで貴族探偵と対決するという展開が一番濃厚かと思われます。
しかし最終的には貴族探偵が師匠の死の直接的な原因ではなく、その後事件の真相を突き止めるため、愛香と貴族探偵が協力して(使用人の力を借りずに)捜査に当たる、もしくは貴族探偵が単独(使用人の協力なし)で事件を解決するという2パターンの最終回の構図が予想できますね。
原作では最後まで一切推理することなかった貴族探偵が、ドラマでは自らの能力を発揮するのかどうかという点がポイントで、結末としては原作のスタイルを貫くというものもありっちゃありですが、やはり月9ですし嵐・相葉雅紀さんが主演なので最後の最後は見せ場を作って欲しいというのが個人的願望です!
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まとめ
2017年春ドラマ『貴族探偵』は月9の30周年ということで集められた豪華なキャストにも要注目ですね。
バラエティなどでは、ほんわかした雰囲気を見せる嵐・相葉雅紀さんが貴族探偵の原作小説で描かれているふてぶてしさをどう演じるのかということはもちろん、愛香を演じる武井咲さんはおそらくハマり役になりそうなほどピッタリのイメージ。
さらには中山美穂さん(メイド:田中役)がメイド姿を披露したり、松重豊さん(執事:山本役)や滝藤賢一さん(運転手:佐藤役)といった個性派の俳優さんが抜群の存在感を見せつけること間違いなしでしょう!
そして、なんといっても“謎”というキャラ設定で登場する仲間由紀恵さんがどういう形で絡んでくるのかもポイントですね。
どうやら、どこで何の役で出演しているのかを伏せられたまま登場するようで、本編の謎解きとは別に、視聴者への挑戦状という意味合いがあるのだとか。
本編に集中すると“謎”を見逃しそうですし、“謎”に集中すると本編から逸脱しそうという良い意味でのジレンマを抱えることになりそうですが、色々と楽しみが広がることで見終わった後の議論が弾みそうです。
製作陣も豪華で、『眠れる森』(1998)や『空から降る一億の星』(2002)といったドンデン返しが特徴のサスペンスドラマを手掛けた中江功さんが演出を務め、さらには『謎解きはディナーのあとで』(2011)を手掛けた黒岩勉さんが脚本ということで、ミステリとしても極上のものが期待できそう。
素晴らしい原作に、最高のキャストとスタッフが勢揃いした月9ドラマ『貴族探偵』。
絶対に見逃せません!
なお、ドラマ『貴族探偵』は地上波放送直後から、次の放送までの1週間はフジテレビオンデマンドで無料で見ることが出来ますので見逃してしまった方は是非チェックを!
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