先週の第4話の視聴率が8.9%と、またも二桁の大台には届かなかったフジテレビ“月9”ドラマ『貴族探偵』。
4話平均でも9.67%と、好調な『CRISIS』、『緊急取調室』、『小さな巨人』とは大きく水を開けられた感がありますが…果たして今週はどうなったのでしょうか?!
注目のフジテレビ“月9”ドラマ『貴族探偵』5話の感想を多少のネタバレありでご紹介していきます!
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フジテレビ“月9”ドラマ『貴族探偵』第5話の感想(ネタバレあり)
『貴族探偵』第5話は、麻耶雄嵩さんの原作小説『貴族探偵』の第5話「春の声」を基にした内容となっていました!
原作でも割と長めの作品となっているため、今回は2週にわたっての放送となるようですね。
原作では高徳愛香は登場しないため、先週の第4話で布石を打って(玉村依子から貴族探偵のことを探るために紹介された)おり、結局事件に巻き込まれるといういつものパターンとなっています。
愛香が登場するだけでなく、原作とはかなり相違点がありまして、まず一つ目は弥生の婿候補が4人もいること。
原作での婿候補が水口佳史、高宮悟、尼子幸介の3人だったのに対し、金山俊市(忍成修吾)なる人物が加わっている点は非常に重要な点になろうかと思われます。
キジ狩りの件も原作にはない描写で、しかもそこで第一候補になった金山があわや毒殺されかけるというのは、全くオリジナルの要素ですね。
さらに大きく異なる点は、使用人として愛知川の息子・友也(白洲迅)という人物が加わっていること。
友也と弥生は幼馴染的な間柄で、2人が実は互いに想い合っているのは明らかで、こちらも原作にはない展開です。
また、細かい点ではありますが、原作の季節は冬で辺り一面が雪景色に覆われていたという点も異なりますね(これにより足跡がないことが容易に判別出来た)。
さらには、最初に水口から電話で連絡を受けたのが弥生だったという点も異なっており(原作では愛知川)、この点は大きく来週の展開に影響しそうです。
では、なぜここまでの設定変更を施す必要があったのか。それは愛香が加わったことが全てでしょう。
これまでの流れ(及び原作の流れ)からいって、愛香は必ず推理を間違わなくてはいけません。
今の所、婿を選びたくない(本当は友也を愛している)弥生や、彼女を想う友也には彼らを殺す動機があることになります。
また、毒を盛られたものの一命を取り留めた金山の容態次第では、彼にも疑いの目が向けられることになるはず。(この線は厳しいかもしれませんが…)
要は、愛香が推理を間違うための別の犯人を用意しなくてはならず、この設定変更が必要になってきているのです。
おそらく結末は原作通りになると思いますが、ネタバレになりますのここで言及することは避けたいと思います。
今回で第5話を迎え、残りがあと半分という段階に差し掛かり、私個人的に痛感したのは、愛香を毎回登場させることにはかなり無理があるということですね。
原作では『貴族探偵対女探偵』の全5話に登場し、その内4話で推理ミスを犯し、最後の最後で成功させることになる訳ですが、これが連ドラになると、これをあと何回見ればいいのだろう…と少々気が遠くなったり…(笑)
愛香がいるということは、すなわち真犯人とは別に犯人っぽい人物を創造しなくてはならないを意味しますので、このせいでせっかく原作のトリックが良くても何だか焦点がボケてしまう感じがするんですよね。
とはいったものの、今回の事件の結末が必ずしも原作通りに行くとはまだ決まっていないので何とも言えない所ではあるのですが…。(9割がた原作通りだと思いますが)
まぁ、そんな訳で次週でどのような展開を迎えることになるのか…期待してみていきたいと思います!
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フジテレビ“月9”ドラマ『貴族探偵』第5話ネットの反応や評価は?
#貴族探偵 今までの真犯人は全部原作通りだったから今回もそうなんだろうけど、愛香ちゃんの誤推理の相手が誰になるのか気になる…本命は友也だと思うけど、大穴で桜川鷹亮が来たりしないかな…
— ぷる (@sun_red_storm) 2017年5月15日
さて、まずはこちらのツイートからご紹介。原作でも桜川鷹亮が実は歩けるのでは…?みたいな件があった気がしますが、おそらくこの方の仰る通りになりそうですね!
犯人云々よりも、弥生さんと友也くんが結ばれるかどうかがすっごく気になる。事件の行方よりも愛の行方(///∇///) やだコレ、めっちゃ月9らしいじゃん(笑)#貴族探偵
— なつ (@Mifn256) 2017年5月15日
お次はこちら。確かにこれまであまり恋模様は描かれてこなかった『貴族探偵』ですので、2人の恋の行方は一体どうなってしまうのか?!気になる所ですね。
貴族探偵のキャストに仲間由紀恵の
名前が毎回出てるんだけど、、、
でも、どんなに探しても
仲間由紀恵見つからなかったんだけど
今日ようやく謎が解けた、、、まさかの配役にびっくり、、、
— 山田 芽美 (@aaaeui04) 2017年5月15日
最後にこんなツイートを。仲間由紀恵さんがギリ役で出演しているということがまだ認知されていないようでした(笑)今回はいつになく出番が多かったですからね~。気付いて良かったです(笑)
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フジテレビ“月9”ドラマ『貴族探偵』6話のあらすじ
2017年5月22日(月)21時00分から放送のフジテレビ“月9”ドラマ『貴族探偵』第6話のあらすじをご紹介します。
貴族探偵(相葉雅紀)と高徳愛香(武井咲)が立会人となった桜川家、婿選びの儀式で、凄惨な連続殺人が起きてしまった。儀式は桜川家当主、鷹亮(竜雷太)の孫娘、弥生(北香那)の婿を決めるもの。莫大な財産と権力を引き継ぐことになるので、鷹亮はこのような事態が発生することを懸念していた。
事件は、婿の第一候補となった金山俊市(忍成修吾)が毒を盛られて病院に運ばれたことを皮切りに始まった。そして、その夜別棟に宿泊していた他の婿候補3人が次々に殺されてしまう。しかも、彼らが宿泊していた別棟は密室状態だった…。
警察の捜査が始まる中、弥生の従姉妹、豊郷皐月(加藤あい)が彼女の身を案じる。それ以上に弥生を案じていそうなのが、桜川家の使用人、愛知川友也(白洲迅)。友也は足を引きずりながら弥生に寄り添っている。愛香が皐月に尋ねると、友也の足は名誉の負傷だと話した。友也は、幼い時に弥生を助けるために大怪我を負ってしまったらしい。
鷹亮の書斎に呼ばれた愛香は、改めて事件の捜査を依頼された。愛香は事件の真相を解いたら貴族探偵の正体を教えてもらうことを条件に引き受ける。だが、鷹亮は貴族探偵にも捜査を依頼していた。
愛香が鼻形雷雨(生瀬勝久)と天幕に行くと、貴族探偵は婿候補3人の殺害事件それぞれを、佐藤(滝藤賢一)、田中(中山美穂)、山本(松重豊)別々に調べさせると言う。呆れる愛香は、独自に捜査を進めて事件の犯人を割り出すのだが…。
公式サイトより引用
ドラマ『貴族探偵』の第6話は、第5話から引き続き、小説『貴族探偵』の第5話「春の声」を基にしたストーリーとなっています。
3人の婿候補の遺体が密室状態の屋敷で発見され、果たして一体誰の仕業なんだ…?という形で幕を閉じた第5話。
来週は使用人の友也が足を引きずっている理由や、彼らの恋模様なんかも明らかなりそうですね(もちろん事件の真相も)。
使用人も3人登場するようで(原作ではここで初めて3人が揃った)、再現VTRの演出なんかも見られると思いますので、注目して見ていきましょう!
まとめ
ドラマ『貴族探偵』第5話のもう一つの注目ポイントとしては、出産後初のドラマ出演となった加藤あいさんでしょう。
相変わらずの美しさと細身の体型を維持しておられましたが、肝心の演技の方も相変わらずといった感じなのが少々がっかりでしたが…(笑)
ドラマが始まって以来全て1話完結だったものが、初めて週をまたぐことになりましたが、今後どのような展開を迎えることになるのか…引き続き『貴族探偵』をチェックしていきたいと思います!
なお、ドラマ『貴族探偵』は地上波放送直後から、次の放送までの1週間はフジテレビオンデマンドで無料で見ることが出来ますので見逃してしまった方は是非チェックを!
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