ドラマ『母になる』第1話が2017年4月12日(水)22時より放送されましたね!
親子の絆は血か?一緒に過ごした時間か?を問う社会派な作品を、ここ数クールポップな作品が放送されていた日本テレビ系水曜22時枠にぶつけるという攻めの姿勢が視聴者にどう捉えられるか、注目の集まる作品です。
こちらの記事では2017春ドラマ『母になる』第1話の感想をネタバレありでまとめていきます!
【2017年4月19日追記】
ドラマ『母になる』第2話の感想を更新しましたので、是非ご覧ください!
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ドラマ『母になる』第1話ネタバレ感想!
いきなりドラマの内容と関係ない話ですが、映像の質感やセットの雰囲気が「ザ・日テレ水曜ドラマ!」という感じでしたね。
決して悪い訳ではないのですが、昨日放送されたフジテレビのドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』がもはや映画!という映像だったことと、『母になる』の作品のタイプ的に、映画的な雰囲気のドラマになったら良いなぁと期待していたので、少し残念でした。
まぁこのテーマで映画的な雰囲気にしてしまうと『八日目の蝉』や『そして父になる』と被ってしまうので、これで良かったのかもですが…
さて、肝心の『母になる』第1話の内容についてですが、前半は沢尻エリカさん演じる結衣と藤木直人さん演じる柏崎陽一の馴れ初めを丁寧に描いていましたね。
2001年の出会いから2017年までの16年の年齢経過を(多少は無理もありましたが)演じきるお2人の演技力は見事でした。
沢尻エリカさんは一時期ぶっ飛び女優的なイメージがありましたが、『1リットルの涙』時代の美少女のイメージを思い出させるようなナチュラルメイクで、やはりものすごい美人ということを再認識させられましたね。
あと、声がすごく良いですね!
年末〜春にかけて『母になる』の事前告知を兼ねてバラエティ番組などの出演も増えていましたが、そこでもすごく自然な振る舞いが好感度高い印象でしたし、『母になる』を経て、女優としてさらに一歩上のステージに進みそうな雰囲気が漂っていました。
ちなみに以下の記事に書いたのですが、幼少期の息子・広くん役の吉武歓(よしたけかん)くんの演技がちょっと棒読みすぎて、そこに気を取られてしまったのが残念でした…
見た目はめちゃくちゃ可愛かったんですけどねぇ…
最近の子役ちゃんたちが演技上手すぎるというのもあるとは思うのですが、SNSでも突っ込んでいる方が多かったですね。
SNSを見ながらドラマを見るという視聴者も非常に多いので、『母になる』のようなシリアスなドラマの場合はツッコミどころは極力減らした方が良いと思いますね。
そして、『母になる』第1話のストーリー的に最もツッコミが多かったのが、
「広くんいたの、犯人の家じゃないの?」
「家宅捜索して見つかるでしょ?」
という点でした。
小池栄子さん演じる門倉麻子が住む部屋の隣に広くんが軟禁状態になっていたところを見つけて、母親として育てていくという展開だったわけですが、これは見ていて「うん?どういうこと?」って思いましたし、SNSでも指摘している人が多かったですね。
あの死んだ学生の家
家宅捜索してないのか……
そしたらコウくん見つかるやん— (♡ŐωŐまぁ) (@komado7) 2017年4月12日
え、警察、度会んちの家宅捜索とかしなかったの?それとも空き部屋に連れてきてたの?それにしたって立ち寄り先とか捜索しなかったの?あ、ドラマだから… #母になる
— JunJun (@jun329) 2017年4月12日
えええええ家宅捜索なしかよ不自然極まりないーーー#母になる
— あいる@◻︎♡news垢▽◯ (@airu26sk4fan) 2017年4月12日
母になるのツッコミどころ多すぎだけどなんやなんや言いながら最後まで見たからいっか。
でも家宅捜査はするでしょ〜無理矢理感すごい。息子が空き家じゃない?って言って私もそう願ったが誰かの家ではあったよね。きっと犯人の家じゃなかったんだ。そうだそうだよ。そうでなきゃだよ。— チョコ (@halicigo) 2017年4月12日
広くんを誘拐した犯人である渡会(わたらい)は警察からマークされていた訳ですし、自宅であれば家宅捜索に入らないのは明らかに不自然ですよね…
最後に引用させていただいた方が書いているように、空き家だったら納得なのですが、明らかに生活の気配がある部屋だったので、犯人宅っぽいなぁと。
ドラマ『母になる』は、親子の絆は血の繋がりなのか、過ごした時間なのか…というところを描きたいというのは分かるので、こういった不自然さや矛盾はスルーして物語が進みそうな気がしていますが、そういったドラマの作り方は前時代的だと思うので、是非2話以降でこの点を「あー、そういうことか!」と納得させてほしいものです。
当サイト的には2017年冬ドラマ『カルテット』を激推ししていましたが、まさにこういう細かい点を丁寧に作っていたことで、最終回に向けてどんどん盛り上がっていったと分析しています。
完全に趣味趣向の問題ですが、私は『母になる』はそこまでハマれないかもしれません。
小池栄子にハズレ無し!の法則を自分の中で持っているので、小池栄子さんの登場が増える2話以降も引き続き見ていきますが、離脱する可能性もあるかもしれませんね…
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ドラマ『母になる』2話のあらすじは?
2017年4月19日(水)22時から放送される『母になる』第2話のあらすじをご紹介します。
9年前に誘拐された息子の広(道枝駿佑)が生きていた-。
その事実は、一人で暮らしていた結衣(沢尻エリカ)の生活に明るい光を与える。
一方、離婚後の陽一(藤木直人)は、大学教師をやめ、実家の柏崎オートで引きこもり同然の生活を送っていた。
そこへ広の過去について調べている児童福祉司の木野愁平(中島裕翔)がやってくる。
広が養護施設にいることを陽一に知らせにきたのだ。木野は、広について結衣がまだ知らされていないことがあると、広が持っていた手紙の存在を打ち明ける。
そこにはある衝撃の事実が隠されていたのであった…。
公式サイトより引用
ある衝撃の事実というのは小池栄子さん演じる門倉麻子と広との関係でしょうか?
1話については少し辛口な感想になってしまいましたが、まだまだ期待しているので、第2話もしっかりチェックしていきたいと思います!
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まとめ
第1話では少しツッコミどころが多く残念な部分もあったドラマ『母になる』。
ただ、前半の沢尻エリカさんと藤木直人さんの距離が縮まっていく過程などはすごく丁寧に描いていましたし、お2人の演技力と美しさもあり、非常に魅力的な展開となっていました。
振り返ると、中盤以降のサスペンス的な展開が微妙だっただけ(あと幼少期の広くんの演技…)で「人を描く」シーンについては良かったので(風吹ジュンさんが壊れていく過程とか痛々しくて辛いけど良かったです)、ここからヒューマンドラマとしての側面が強くなるであろうことを考えると期待しても良いかもしれません!
なお、ドラマ『母になる』は放送終了直後からHuluで見逃し動画配信がスタートします。
Huluは日本テレビ系ドラマが充実しているので、気になる方は是非チェックしてみてください!
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